終了

未来へつなぐ陶芸 伝統工芸のチカラ展

《練上嘯裂文大壺》
松井康成
1979年
茨城県陶芸美術館蔵

荒川豊蔵(1894-1985)
志野茶垸 1957年 東京国立近代美術館蔵

《白器 ダイ/台》
和田的
2017年
茨城県陶芸美術館蔵

我が国が誇る工芸技術「陶芸」は、時代とともに技法や表現が多様化し、現代まで著しく進化を遂げてきました。

とりわけ昭和戦後期以降には、陶芸家の創作活動が活発化し、意欲的な作品が次々と発表されています。 1950年、陶芸をはじめ、さまざまな分野の工芸技術の保存と活用を目的に、文化財保護法が施行され、その5年後の文化財保護法改定を機に、日本工芸会が発足しました。日本工芸会は重要無形文化財保持者(いわゆる人間国宝)を中心に、各分野の伝統工芸作家、技術者らで組織され、「日本伝統工芸展」を中心に作品を発表。そして1973年には、同会陶芸部所属の作家による「第1回新作陶芸展(陶芸部会展)」が開催され、現在に至っています。

本展は日本工芸会陶芸部会50周年を記念した展覧会であり、同会で活躍した作家の秀作とともに、その活動の歴史を振り返るものです。歴代の人間国宝作品をはじめ、窯業地ならではの素材と伝統を受け継いだ作家らによる作品、茶の湯のうつわなど、伝統工芸の技と美をご紹介いたします。さらに、未来を担う若手作家らの作品も見どころのひとつといえるでしょう。

これまでパナソニック汐留美術館では、「工芸・デザイン」をテーマにした展覧会を数多く開催してまいりました。 現代陶芸の今に焦点を当てた本展では、陶芸部会所属作家を中心に、さらにそれ以外の陶芸家の作品を含め、137作家139点(予定)を展覧いたします。

Event Information

展覧会名
未来へつなぐ陶芸 伝統工芸のチカラ展
開催期間
2022年1月15日~3月21日 終了しました
開館時間
10:00~18:00
入館は閉館の30分前まで
※2月4日(金)、3月4日(金)は夜間開館 午後8時まで開館(ご入館は午後7時30分まで)
休館日
水曜日
ただし2月23日は開館
入館料

一般:1,000円、65歳以上:900円、大学生:700円、中・高校生:500円、小学生以下:無料
※障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで無料でご入館いただけます。

公式サイト
https://panasonic.co.jp/ew/museum/
お問い合わせ

050-5541-8600

Venue Information

会場
パナソニック汐留美術館
主催
パナソニック汐留美術館、公益社団法人日本工芸会、NHKプロモーション