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特別展「111枚のはがきの世界 ―伝えた思い、伝わる魅力」
文京区立森鴎外記念館では2023(令和5)年、江戸千家家元・川上宗雪氏より、明治20年代から昭和50年代に交わされたはがきコレクション111枚を一括でご寄贈いただきました。
差出人は森鴎外を始め、夏目漱石、与謝野晶子、石川啄木、芥川龍之介、宮沢賢治ら文学者。竹久夢二、藤田嗣治、竹内栖鳳、恩地孝四郎ら美術家。他にも幸徳秋水、田中正造、山川菊栄、南方熊楠、柳宗悦など、各分野において近現代史に名を遺す著名人ばかりです。
内容は、季節の挨拶、礼状、お祝い、事務連絡など暮らしや仕事のやり取りもあれば、私信ならではの本音や心安さが見られるものもあります。手書きでしたためられたはがきには、書き手の個性や受取人との関係性、当時の社会の雰囲気に思いを巡らせる魅力が詰まっています。
本展では、はがき一枚一枚の魅力や、それらが伝える人物交流、文化的・社会的背景を紹介します。各人の全集に未収録のものや、文京区ゆかりの文化人のもの等、明治から昭和に至る通信環境の変化とあわせて、111枚のはがきの世界をお楽しみください。
Event Information
- 展覧会名
- 特別展「111枚のはがきの世界 ―伝えた思い、伝わる魅力」
- 開催期間
- 2024年10月12日~2025年1月13日
- 開館時間
-
10:00~18:00
(最終入館は17:30)
- 休館日
- 10月22日、11月26日、12月23日、12月24日、12月29日~1月3日
- 入館料
一般600円(20名以上の団体:480円)
※中学生以下無料、障害者手帳ご提示の方と介護者1名まで無料
- お問い合わせ
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Venue Information
- 会場
- 文京区立森鷗外記念館
- 主催
- 文京区立森鷗外記念館