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生誕120 年 人間国宝 黒田辰秋―木と漆と螺鈿の旅―
京都に生まれ、京都を拠点に活躍した黒田辰秋は、昭和45(1970)年に木工芸の技術において初めてとなる重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された日本を代表する木漆工芸家です。その制作は、当時一般的であった分業制に疑問を持ち、図案制作、素地作りから加飾までを一貫して自身で行うもので、実用性と装飾性、素材の特性を一体化させたところに生命感にあふれた独自の創作世界を切り開きました。古典に根差したその活動は、民藝運動と関係づけて語られることが多いものの、黒田はあくまでも自身を「個人作家」としてみなしており、自身が生み出した作品ひとつが「地球と代えられる」だけの価値を有しているかということを常に問いかけていました。
本展は、黒田辰秋の生誕120 年を記念して開催するもので、初期から晩年までの代表作を通じて日本工芸史に確かな足跡を残した作家の生涯および造形思考を紹介します。
Event Information
- 展覧会名
- 生誕120 年 人間国宝 黒田辰秋―木と漆と螺鈿の旅―
- 開催期間
- 2024年12月17日~2025年3月2日
- 開館時間
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10:00~18:00
※金曜日は20:00まで開館
※入館は閉館の30分前まで
- 休館日
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月曜日 (ただし、1月13日、2月24日は開館)、1月14日、2月25日
年末年始:12月29日~1月3日
- 入館料
一般1,200円(1,000円)、大学生500円(400円)
※( )内は20名上の団体料金および夜間割引(金曜18:00以降)
※高校生以下・18歳未満は無料(要証明)
※心身に障がいのある方と付添者1名は無料(要証明)
※ひとり親家庭の世帯員の方は無料(要証明)
※本料金でコレクション展もご覧いただけます
- 公式サイト
- https://www.momak.go.jp/
- お問い合わせ
Venue Information
- 会場
- 京都国立近代美術館