これから開催

アール・デコとモード

京都服飾文化研究財団(KCI)コレクションを中心に

ツィママン/ラウル・デュフィ(テキスタイル)
ドレス 1922年頃
京都服飾文化研究財団(KCI)所蔵
©The Kyoto Costume Institute, photo by Takashi Hatakeyama

ジュール・パスキン《ギカ公女》 1921年
油彩、カンヴァス 72.5×60.0 cm ひろしま美術館

1920年代に世界を席巻した装飾様式「アール・デコ」。生活デザイン全般におよんだその様式は、「モード」すなわち流行の服飾にも現れました。ポワレやシャネル、ランバンなどパリ屈指のメゾンが生み出すドレスには、アール・デコ特有の幾何学的で直線的なデザインや細やかな装飾が散りばめられています。それは古い慣習から解放され、活動的で自由な女性たちが好む新しく現代的なスタイルでした。

2025年は、パリで開催された装飾芸術の博覧会、通称「アール・デコ博」から100年目にあたります。この記念の年に、世界的な服飾コレクションを誇る京都服飾文化研究財団(KCI)が収集してきた選りすぐりの服飾作品約60点を展観します。また、国内外の美術館所蔵の絵画、版画、工芸品などを加え、現代にも影響を与え続ける100年前の「モード」を紐解きます。

Event Information

展覧会名
アール・デコとモード
京都服飾文化研究財団(KCI)コレクションを中心に
開催期間
2025年10月11日~2026年1月25日
公式サイト
https://mimt.jp/
お問い合わせ

050-5541-8600

Venue Information

会場
三菱一号館美術館
主催
三菱一号館美術館、公益財団法人 京都服飾文化研究財団