これから開催

移転開館5周年記念 花と暮らす展

十三代今泉今右衛門(善詔)《色鍋島薄墨石竹文鉢》1982年
国立工芸館蔵
撮影:エス・アンド・ティ フォト ©2019

松田権六《蒔絵松桜文棗》1969年
国立工芸館蔵
撮影:大屋孝雄 ©2020

リヒャルト・リーマーシュミット《パンチボウル》1900年頃
国立工芸館蔵
撮影:アローアートワークス ©2009

モーリス・ドニ
《花束を飾った食卓(マルト・ドニと二人の娘ベルナデット,アンヌ=マリー)》
1904年
国立西洋美術館蔵
ドミニク・モーリス・ドニ氏より寄贈

日本では春夏秋冬の四季の中で、季節ごとの花や色彩を生活に取り入れ、日々の暮らしを楽しんできました。多くの作家が身近な自然にテーマを求め、それぞれの技法で作品に表現しています。一方で、花器などの花のためのうつわも数多く制作され、花は日々の暮らしに取り入れられてきました。

本展は花をテーマに、工芸・デザイン作品に表現された花と花を活けるためのうつわを、国立工芸館の所蔵作品を中心にご紹介する展覧会です。さらに、国立西洋美術館からの特別出品として、モーリス・ドニの《花束を飾った食卓(マルト・ドニと二人の娘ベルナデット,アンヌ=マリー)》(1904年)と《ハリエニシダ》(1911年頃)の2点を紹介します。

本展で紹介する花々は展覧会の会期中に実際に咲いているものを中心に構成しています。身近な自然と工芸・デザインの関係に改めて注目し、花とともにある暮らしが楽しめる展覧会です。

※会期中一部展示替あり。
前期: 3月14日~5月6日
後期: 5月8日~6月22日

Event Information

展覧会名
移転開館5周年記念 花と暮らす展
開催期間
2025年3月14日~6月22日
開館時間
09:30~17:30
(入館は閉館の30分前まで)
休館日
月曜日 (ただし3月31日、4月7日、28日、5月5日は開館)、5月7日
入館料

一般300円(250円)、大学生150円(70円)
*( )内は20名以上の団体料金。
*オンラインによる事前予約もあり。
*高校生以下および18歳未満、65歳以上、MOMATパスポート・学パスをお持ちの方、友の会・賛助会員の方、MOMAT支援サークルパートナー企業(同伴者1名まで、シルバーパートナーは本人のみ)、キャンパスメンバーズ、文化の森おでかけパス(一般のみ)をお持ちの方、障害者手帳をお持ちの方と付添者(1名)は無料。
*石川県立美術館・金沢21世紀美術館・石川県立歴史博物館・石川県立伝統産業工芸館(いしかわ生活工芸ミュージアム)・金沢市立中村記念美術館・金沢ふるさと偉人館の主催展覧会入場券半券を窓口で提示した方は割引料金でご鑑賞いただけます。
*国際博物館の日(5/18)は無料。

公式サイト
https://www.momat.go.jp/craft-museum/exhibitions/r6-03
お問い合わせ

050-5541-8600(ハローダイヤル)

Venue Information

会場
国立工芸館
主催
国立工芸館
同時開催

テーマ展示 本と暮らす
明治から昭和の時代に活躍したグラフィックデザイナー、杉浦非水(1876-1965)の旧蔵本の一部を紹介します。
会場:国立工芸館 芽の部屋