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ドヴァランス_デザインのコモンセンス

「Claudia Andujar, La Lutte Yanomami」/ ポスター / Fondation Cartier pour l’art contemporain / 2020

Yannick Labrousse

今回ジャイル・ギャラリーでは、今や世界的に注目され、パリを拠点に活動しているグラフィックデザイン・スタジオのdeValence (ドヴァランス)を迎えます。ドヴァランスの活動は、現代アート、建築、演劇、芸術文化関連の分野のグラフィックデザインを手がけており、ジャンルを横断的に発信しているジャイル・ギャラリーのコンセプトと共振するものです。

ドヴァランス独自のデザイン手法と発信力は、各界から高く評価され、これまでにヴェネツィア・ビエンナーレ、カルティエ美術財団、ポンピドゥー・センター、ラ・コミューン劇場、インテリア・デザイン国際見本市「メゾン・エ・オブジェ・パリ」、ハーバード大学、そして、さらにはピエール・ユイグ、ラファエル・ザルカ、サーダン・アフィフといったフランスを代表する現代アーティストから依頼されたプロジェクトを展開させています。

ドヴァランスのグラフィックデザインは、視覚効果を促すタイポグラフィにおいて厳密で効果的な独自の視覚システムを設計し、受け手が自ら能動的にデザインを読み込めるように意図されております。

また、デザインの仕事と並行して、出版社「B42」を併設しており、デザインを含む視覚文化全般に関わる書籍を出版し、視覚文化および社会におけるデザイナーの役割について考察するツールを提供することにも力を入れています。

本展覧会「ドヴァランス_デザインのコモンセンス」では、ドヴァランスの過去から最新のプロジェクトまでを紹介し、さらに、デザインというクリエーションの本源的なテーマを掘り下げていきます。

「コモンセンス」は、アメリカの独立革命やフランス革命に深く関わったトマス=ペインの言葉に由来している。現代の複雑化し多様化している状況下で時代精神を表象するデザインとは何なのかという問いを社会学的なアプローチによってドヴァランスの多角的で多様な活動を浮かび上がらせ発信します。

Event Information

展覧会名
ドヴァランス_デザインのコモンセンス
開催期間
2021年12月10日~2022年2月13日 終了しました
開館時間
11:00~20:00
2021年1月2日は13:00 OPEN
休館日
12月31日, 1月1日
入館料

無料

公式サイト
https://gyre-omotesando.com/gallery/
お問い合わせ

0570-05-6990(11:00~18:00)

Venue Information

会場
GYRE GALLERY
主催
GYRE