これから開催

浮世絵現代

水木しげる 《妖怪道五十三次 京都》 2003年 ©水木プロダクション

安野モヨコ ≪『さくらん』きよ葉≫ 2016年 © Moyoco Anno

加藤泉 《無題3》 2023年 ©2023 Izumi Kato

塩田千春 《Connected to the Universe》  2023年 ©JASPAR, Tokyo, 2025 and Chiharu Shiota

福田美蘭 《2012年の雪月花》 2012年

日本の木版画の技術は、江戸時代の文化の中で独自に発展し、浮世絵という力強く華やかな芸術を生み出しました。「浮世」という言葉には「当世風の」という意味があり、浮世絵 版画はまさにその時代と社会を色鮮やかに映し出すメディアでした。

写楽や歌麿、北斎の浮世絵を生み出したこの高度な木版画の技術は、途切れることなく、現代まで職人たちに受け継がれています。山桜の版木を使い、和紙に墨と水性の絵具で摺り上げることで生まれるシャープな線や軽やかな色彩は、唯一無二のものです。伝統の技術は、同時代の人々の心をとらえる作品を生み出し続けることで、さらに次代へと継承されていきます。

本展では、伝統木版画の表現に魅了された様々なジャンルのアーティスト、デザイナー、クリエーターたちが、現代の絵師となり、アダチ版画研究所の彫師・摺師たちと協働して制作した「現代」の「浮世絵」を紹介します。

総勢約80名のアーティストたちの木版画を通じて、現代から未来につづく伝統の可能性を観ることができる展覧会です。

Event Information

展覧会名
浮世絵現代
開催期間
2025年4月22日~6月15日
開館時間
09:30~17:00
※毎週金・土曜日、5月4日(日・祝)、5日(月・祝)は20:00まで開館
(最終入場は閉館の30分前まで)
休館日
月曜日 (ただし、4月28日(月)、5月5日(月・祝)は開館)、5月7日(水)
入館料

一般 1,400円(一般前売 1,300円)、大学生 700円(大学生前売 600円)、70歳以上 400円(70歳以上前売 300円)

※特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」(平成館 特別展示室 4月22日(火)~6月15日(日))、または「イマーシブシアター 新ジャポニズム」(本館特別5室 3月25日(火)~8月3日(日))の観覧券をお持ちの方は、観覧当日に限り本展覧会を無料でご覧いただけます。
※本展は事前予約不要です。ただし、混雑時は入場をお待ちいただく可能性がございます。
※高校生以下、障がい者とその介護者一名は無料です。入館の際に学生証、障がい者手帳などをご提示ください。
※本券で、会期中観覧当日に限り、総合文化展(平常展)もご覧になれます。

【前売券】
2月13日(木)から4月21日(月)までの間、東京国立博物館正門チケット売場(窓口、開館日のみ、閉館の30分前まで)、各種プレイガイドで販売します。詳しくは公式サイトをご確認ください。

公式サイト
https://www.tnm.jp/
お問い合わせ

050-5541-8600 (ハローダイヤル)

Venue Information

会場
東京国立博物館
主催
東京国立博物館、NHK、NHKプロモーション

Ticket Present

本展のチケットを「2組4名様」にプレゼント!
〆切は2025年4月27日まで。
※当選は発送をもって代えさせていただきます。