これから開催

Home Away from Home

José Parlá Morning Blossoms Over Tokyo (Multiversal) 2025
6 x 16 feet (182.8 x 487.6 cm)
quadriptych Acrylic, oil paint, plaster and collage on canvas

José Parlá Pedestrian Ensemble 2011
72.0 x 144.0 inch (182.9 x 354.8 cm)
diptych Acrylic, ink, collage and plaster on canvas

José Parlá NIPPON 2013
60.0 x 60.0 inch (152.4 cm diameter)
Acrylic, ink, collage and plaster on canvas

1973年、マイアミ生まれのホセ・パルラは、アメリカ、プエルトリコ、キューバといった多様な移民文化に囲まれて育ちました。そうした環境は、都市生活や芸術に対する理解に深く影響を与え、彼の作品に大きなインスピレーションをもたらしています。独特のカリグラフィーと、幾層にも塗り重ねられた絵肌に特徴付けられるパルラの作品は、壁に残された記憶や痕跡を想起させると同時に、自身の経験が色濃く重ね合わせられています。とくに世界中を移動するなかで出会った都市や多様な表現との対話は、異なる抽象表現を交差させたパルラの独自の視覚言語の探求を促してきました。パルラの作品は、言語やアイデンティティといった概念、さらには場所や空間の定義そのものに対して、詩的な問いを投げかけています。

本展では、「Home Away from Home」と題し、KOTARO NUKAGA ROPPONGIと同時開催いたします。ひとつに限定される「ホーム」ではなく、記憶、移動、人との繋がりによって形成され、常に変化し続ける風景という視点からパルラの作品をそれぞれ展示します。

ポーラミュージアムアネックスでは、窯元で滞在し制作された備前焼の作品や日本のアーティストやファッションデザイナーとのコラボレーション作品なども展示し、パルラの包括的な活動とルーツを辿るとともに、東京をテーマとしたラージスケールの新作1点を含む合計18点の作品を紹介します。
KOTARO NUKAGA ROPPONGIでは、日本で過ごした時間や出会いから着想を得た新作絵画を発表します。

2会場による異なる視点からパルラの変化し続ける表現の軌跡を是非ご覧ください。

【同時開催展示情報】

■José Parlá 『Home Away from Home』
会期:2025年6月20日~8月9日
休館日:日・月・祝
会場:KOTARO NUKAGA ROPPONGI(〒106-0032 港区六本木6-6-9 ピラミデビル2階)
時間:11:00~18:00
※詳しくは、ホームページ( https://kotaronukaga.com/)をご覧ください。

Event Information

展覧会名
Home Away from Home
開催期間
2025年6月20日~7月27日
開館時間
11:00~19:00
(入場は18:30まで)
休館日
会期中無休
入館料

無料

公式サイト
https://www.po-holdings.co.jp/m-annex/
お問い合わせ

050-5541-8600(ハローダイヤル)