これから開催
ある一家の近代と戦争―上原良春・龍男・良司とその家族
ある一家に戦争がもたらしたもの――
長野県南安曇郡有明村(現安曇野市)に暮らしていた三男二女のきょうだい。三人の男子、長男・良春、次男・龍男、三男・良司は、全員が慶應義塾に学び、全員が戦争で命を落としました。良司は陸軍特攻隊員として出撃する前夜に「明日は自由主義者が一人この世から去って行きます」と記す遺書を残して、広くその名を知られています。両親は戦没した三兄弟の遺品を何一つ捨てずに残したため、生まれてからのあらゆる資料が残っています。
本展ではこの三人の足跡を中心に、開業医であり地域でも信望の厚かった父・寅太郎、子規門下の早世の俳人として知られる祖父良三郎(三川)にも目を配りながら、この一家を通して日本の近代と戦争を考えます。
Event Information
- 展覧会名
- ある一家の近代と戦争―上原良春・龍男・良司とその家族
- 開催期間
- 2025年6月19日~8月30日
- 開館時間
- 10:00~18:00
- 休館日
-
日曜日、祝日 夏季休暇:8月12日~8月18日
- 入館料
無料
- お問い合わせ