これから開催

特別展

「⺠藝誕生100年―京都が紡いだ日常の美」

旧上田恒次家住宅(撮影:原田祐馬)

木喰上人《地蔵菩薩像》1801年日本⺠藝館蔵

式場邸 一階応接間 撮影:川島智生

黒田辰秋《螺鈿くずきり用器/岡持ち》1932年 鍵善良房蔵 撮影:伊藤信

松乃鰻寮(旧松乃茶寮)一階応接室 写真提供:松乃鰻寮

思想家の柳宗悦(やなぎむねよし/1889~1961)、陶工の河井寬次郎(かわいかんじろう/1890~1966)、濱田庄司(はまだしょうじ/1894~1978)が京都に集うことで始まった「民藝」運動。木喰仏(もくじきぶつ)の調査旅行をするなかで議論を深め、1925年「民衆的なる工芸=民藝」という言葉が生まれました。
このたび、「民藝」という言葉が誕生して100年を迎えるにあたり、京都市京セラ美術館にて特別展「民藝誕生100年—京都が紡いだ日常の美」を開催します。

「民藝」という言葉が誕生するきっかけとなった木喰仏をはじめ、上加茂民藝協団で活動した黒田辰秋(くろだたつあき/1904~1982)、青田五良(あおたごろう/1898~1935)の作品や、「民藝館」「三國荘」のために制作された河井寬次郎、濱田庄司、バーナード・リーチらの工芸作品、柳宗悦らによる日本全国の蒐集品や、芹沢銈介、棟方志功などの民藝関連作家の優品を展示します。また英文学者の寿岳文章、京菓子の鍵善良房、牛肉水炊きの祇園十二段家、民藝の建築を推し進めた上田恒次など京都における民藝運動の推進者や支援者をめぐる作品や資料などとあわせ、京都と民藝との関わりを総合的に紹介します。

Event Information

展覧会名
特別展
「⺠藝誕生100年―京都が紡いだ日常の美」
開催期間
2025年9月13日~12月7日
開館時間
10:00~18:00
(最終入場は17:30まで)
休館日
月曜日 (祝日の場合は開館)
入館料

一般2,000円(1,800円)、大学・高校生1,500円(1,300円)

【ペアチケット】3,400円(一般のみ)

※( )内は前売・団体料金。前売券販売は、2025年7月1日(火)10:00~9月12日(金)23:59まで。
※中学生以下無料
※団体料金は20名以上
※障がい者手帳等ご提示の方はご本人及び介護者1名無料
(障がい者手帳等確認できるものをご持参ください)
※学生料金でご入場の方は学生証をご提示ください
販売場所:美術館公式オンラインチケット、e-tixほか各種プレイガイドほか

公式サイト
https://kyotocity-kyocera.museum/
お問い合わせ

075-771-4334

Venue Information

会場
京都市京セラ美術館 本館 南回廊1階
主催
京都市、NHK京都放送局、NHKエンタープライズ近畿、毎日新聞社、京都新聞

Ticket Present

本展のチケットを「2組4名様」にプレゼント!
〆切は2025年9月21日まで。
※当選は発送をもって代えさせていただきます。