大地をめぐる６つの断章

安井曽太郎《焼岳》1941　メナード美術館蔵

宮崎進《漂う》2006　メナード美術館蔵

本展は、「大地」にまつわる6つのキーワードとともに、当館の日本洋画コレクションに陶芸作品を加えた約40点の作品世界をめぐるものです。果てしなく続く広大な平原、噴煙を上げ生命力豊かにそびえ立つ山容、固く踏みしめられた道、地の恵みとしてもたらされる花や実りなど、「大地」を起点に作品の魅力を紐解きます。

また特集展示では、「大地」のキーワードに関連する作家として、宮崎進（1922-2018）の作品をご紹介します。画業初期となる1950年代から、時を経て戦争体験と向き合い、絵具や麻布の物質感を活かした重厚で抽象的な画面を展開した90年代、2000年代の作品まで、当館所蔵の全20点の作品により作家の姿に迫ります。

Event Information

展覧会名: 所蔵企画展日本洋画コレクション
大地をめぐる６つの断章

開催期間: 2025年10月7日~12月21日

開館時間: 10:00～17:00
※入館は閉館の30分前まで

休館日: 月曜日（ただし10月13日、11月3日・24日は開館）、10月14日・11月4日・25日（火）

入館料: 一般 1,000円（800円）
高大生 600円（500円）
小中生 300円（250円）
※（　）内は20名以上の団体料金および前売料金
※ 障害者手帳（ミライロID可）、被爆者健康手帳、戦傷病者手帳、特定医療費受給者証をお持ちの方および同行者1名は無料。入館時に受付でご提示ください。