これから開催
特別展「高安の古墳とその遺宝」
八尾市東部の高安地域には、中河内最大の前方後円墳である心合寺山古墳や大阪府下最大級の石室をもつ愛宕塚古墳、「河内の四大群集墳」のひとつにかぞえられる高安千塚古墳群など、4世紀から7世紀にかけて数多くの古墳が築かれました。大正時代の調査では、640基あまりの古墳が確認され、現在も200基以上が残っています。
これらの古墳からは貴重な遺物が多くみつかっています。江戸時代には高安の千塚として広く知られ、掘り出された勾玉や土器などは、好古家たちの賞玩の的となりました。明治以降も発掘によって、後に重要美術品の認定を受ける装飾付須恵器や銅鏡などが出土しました。
令和7年は心合寺山古墳の史跡整備完了20周年と高安千塚古墳群の国史跡指定10周年の節目にあたります。本展ではこれまでの郷土史研究や発掘調査の成果として高安地域の主な古墳とその出土遺物を紹介します。装飾豊かな武具や馬具、玉類や耳環といった装身具、さまざまな形の土器や埴輪など多彩な考古資料をとおして、高安の古墳文化にふれていただく機会となれば幸いです。
Event Information
- 展覧会名
- 特別展「高安の古墳とその遺宝」
- 開催期間
- 2025年10月4日~12月15日
- 開館時間
-
09:00~17:00
※入館は閉館の30分前まで
- 休館日
- 火曜日
- 入館料
大人330円、学生160円 (団体20名以上半額)
無料観覧日:10月5日(日)、11月2日(日)、11月15日(土)、11月16日(日)、12月7日(日)
- 公式サイト
- https://rekimin-yao.jp/
- お問い合わせ
Venue Information
- 会場
- 八尾市立歴史民俗資料館
- 主催
- 株式会社小学館集英社プロダクション