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第 3 展示室 特集展示 「もの」からみる近世
江戸のビスタ
江戸時代後期、人口100万を擁する巨大都市に成長した江戸の街には、市街地の発展にともないいくつもの目抜き通りが形成され、とくに、正面に富士を見通す駿河町や日本橋を中心に南北に延びる通町などは、浮世絵師らが繰り返し名所絵に描く人気の画題でした。また、江戸市街地で大きな面積を占める大名屋敷の長大な長屋塀も、歌川広重の名所絵などの好画題でした。
江戸後期の浮世絵風景画の成立には透視図法(線遠近法)的視覚の流入という絵画技術面での変革だけでなく、都市としての江戸の街の成熟やその特質も少なからず要因となっていたと考えられます。
本展では、館蔵資料の中から、百万都市江戸のビスタを描く名所絵を特集し、浮世絵版画や民衆絵画の泥絵を通して、都市風景画の母胎となった江戸の都市景観について考えます。
Event Information
- 展覧会名
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第 3 展示室 特集展示 「もの」からみる近世
江戸のビスタ
- 開催期間
- 2021年12月21日~2022年1月30日 終了しました
- 開館時間
- 09:30~16:30
- 休館日
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月曜日
月曜日が休日の場合 は開館し、翌日休館
- 入館料
一般 600円、大学生 250円、高校生以下無料
※総合展示もあわせて観覧可能。
※障がい者手帳等保持者は手帳提示により、介助者と共に入館無料。
※高校生及び大学生の方は、学生証等を提示してください。
※博物館の半券の提示で、当日に限りくらしの植物苑にご入場できます。
また、植物苑の半券の提示で、当日に限り博物館の入館料が割引になります。
- お問い合わせ
Venue Information
- 主催
- 大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館