これから開催

特別展「大原美術館所蔵 名画への旅 ― 虎次郎の夢」

児島虎次郎
《和服を着たベルギーの少女》
1911年 大原美術館所蔵

児島虎次郎
《スペインの丘》
1920年 大原美術館所蔵

エル・グレコ(ドメニコス・テオトコプーロス)
《受胎告知》
1590頃-1603年 大原美術館所蔵

アメデオ・モディリアーニ
《ジャンヌ・エビュテルヌの肖像》
1919年 大原美術館所蔵

クロード・モネ
《睡蓮》
1906年頃 大原美術館所蔵

大原美術館は1930年に我が国初の西洋美術館として誕生し、まもなく創立100年を迎えます。長い歳月の間に、収蔵品は多岐に拡充され、いまや国内屈指の美術館として広く親しまれています。
しかしその始まりは100点に満たない西洋の絵画と彫刻でした。いずれも洋画家、児島虎次郎が単身でヨーロッパに渡り、現地で買い付けたもので、購入にあたっては、倉敷紡績株式会社二代目社長、大原孫三郎の資金的援助がありました。「日本の人々に本物を見せたい」――若き二人のこの思いが、やがて大原美術館の設立につながります。しかし児島虎次郎は、「夢」の実現を目にしないまま、1929年に世を去ります。

本展は、2025年春に児島虎次郎記念館が開館し、児島への関心がいっそう高まる中、創立100年を目前にした大原美術館の改修工事にともなう休館により、「これぞ名品!」というにふさわしい作品を館外で展示することが可能となった貴重な機会となります。エル・グレコ《受胎告知》、ポール・ゴーギャン《かぐわしき大地》、クロード・モネ《睡蓮》など、ベルギーから始まる児島虎次郎の足取りを辿りながら、さまざまな名画を尋ね歩く旅にも似たひとときを、どうぞごゆっくりお楽しみください。

Event Information

展覧会名
特別展「大原美術館所蔵 名画への旅 ― 虎次郎の夢」
開催期間
2026年1月3日~3月29日
開館時間
10:00~17:00
(入館は16:30まで)
【夜間特別開館】
毎週金曜日10:00~19:30(入館は19:00まで)
休館日
月曜日 (祝・休日の場合は開館し翌火曜日休館)
入館料

一般1,600(1,400)円、高大生800(600)円、小中生400(200)円
※( )内は前売り・20名以上の団体料金

【割引サービス】(証明書をご提示ください)
・本人と同伴者一名
朝日友の会(200円引き)、障がいのある方(半額)
・本人のみ:藪内燕庵維持会(200円引き)、フェスティバルホール友の会(200円引き)、兵庫県芸術文化協会友の会(200円引き)

【前売券】
一般 1,400円、高大生 600円、小中生 200円

<販売期間と場所>
公式HP(オンラインチケット)
中之島香雪美術館、フェスティバルホール・チケットセンター(※10:00~18:00)
主要プレイガイド、コンビニエンスストア、チケットぴあ、 ローソンチケット

公式サイト
https://www.kosetsu-museum.or.jp/nakanoshima/
チケット購入
チケット購入はこちら
お問い合わせ

06-6210-3766

Venue Information

会場
中之島香雪美術館
主催
公益財団法人香雪美術館、朝日新聞社