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巨匠ハインツ・ヴェルナーの描いた物語(メルヘン)
現代マイセンの磁器芸術
18世紀はじめ、東洋磁器の熱烈な蒐集家であったアウグスト強王の指導の下、ヨーロッパで初めて硬質磁器が焼成され、現在のドイツ・ザクセン州にマイセン窯が誕生しました。ヨーロッパで憧れの的であった中国や日本の磁器を模倣した意匠は、次第に西洋風のアレンジがなされ、今日私たちの知る華やかなマイセン磁器が生み出されていきます。製作所には養成学校が付属し、高い技術を身に着けた職人が長く伝統を守り継いできました。
戦後の東ドイツにとってもマイセン磁器は重要な産業であり続けましたが、1960年頃からのマイセン磁器を支えたひとりに、ハインツ・ヴェルナー(1928-2019)がいます。マイセン近郊のコズヴィッヒに生まれ、養成学校を経て1948年に20歳でマイセン磁器製作所に入り、生涯にわたってマイセンの仕事を続けました。彼の描きだす装飾は、マイセンの伝統を継承しつつ、アトリエの周りの美しい自然、メルヘンな物語世界を着想源にして常に新しく展開していきました。本展ではマイセンの新しい時代を築いた絵付師の巨匠ヴェルナーの世界に着目し、愛にあふれる現代マイセンの麗しき磁器芸術をご紹介します。
Event Information
- 展覧会名
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巨匠ハインツ・ヴェルナーの描いた物語(メルヘン)
現代マイセンの磁器芸術
- 開催期間
- 2025年11月22日~2026年1月18日
- 開館時間
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09:30~17:00
※入館は閉館の30分前まで
- 休館日
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月曜日 (11月24日、1月12日は開館、翌日休館)
年末年始(12月28日(日曜日)~1月5日(月曜日))
- 入館料
一般 1,200(960)円
高大生・65歳以上 900(720)円
※( )内は20 名以上の団体料金
※中学生以下、障がい者手帳をお持ちの方は無料
※企画展チケットで常設展の鑑賞も可
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