これから開催

アンチ・アクション

彼女たち、それぞれの応答と挑戦

山崎つる子《作品》1964年 芦屋市立美術博物館蔵
© Estate of Tsuruko Yamazaki, courtesy of LADS Gallery, Osaka and Take Ninagawa,Tokyo

戦後まもなく、前衛美術の領域で大きな注目を集めた女性美術家たち。その自由な実験が、十分に目を向けられてこなかったのは何故でしょうか。
当時、女性の活躍を後押ししたのが、海外から流入した抽象芸術運動「アンフォルメル(非定形)」と、それに応じた批評言説でした。しかし、次いで「アクション・ペインティング」が導入され、豪快さや力強さといった男性性に結びつきやすい「アクション」が評価の中心となるにつれて、結果的に多くの女性美術家の作品が見落とされてゆくことになりました。
本展では『アンチ・アクション』(中嶋泉[本展学術協力者]著、2019年)のジェンダー研究の観点を足がかりに、 1950〜60年代の日本の女性美術家による創作活動を見直します。「アクション」の時代に別のかたちで応答し、独自の抽象表現を展開した14名の作品およそ120点を紹介。半世紀以上を経ても驚くほど新鮮な「彼女たち」それぞれの挑戦にご注目ください。

Event Information

展覧会名
アンチ・アクション
彼女たち、それぞれの応答と挑戦
開催期間
2026年3月25日~5月6日
開館時間
10:00~18:00
※入場は閉館の30分前まで
休館日
月曜日 (ただし5月4日(月・祝)は開館)
入館料

一般 当日券 1,600円、団体料金 1,400円、前売券(3/24まで) 1,400円
大学生 当日券 1,000円、団体料金 800円、前売券(3/24まで) 800円
高校生以下 無料
70歳以上 当日券 800円、団体料金 700円
障害者手帳等をお持ちの方(一般) 当日券 400円、団体料金 350円
障害者手帳等をお持ちの方(大学生) 当日券 250円、団体料金 200円
・前売販売期間:12月24日(水)- 3月24日(火)まで(会期中は販売しません)
・一般以外の料金でご利用される方は証明書を観覧当日ご提示ください
・障害者手帳等をお持ちの方1名につき、介助者1名無料
・団体鑑賞(20名以上)でご鑑賞いただく場合は1ヶ月前までにご連絡ください
・コレクション展は別途観覧料が必要です(本展とあわせて観覧される場合は割引があります)
チケットぴあ(Pコード:687-376)、ローソンチケット(Lコード:56380)、CNプレイガイド、イープラス、セブンチケット(セブンコード:113-642)、アソビュー!、兵庫県立美術館ミュージアムショップ(前売券のみ)

公式サイト
https://www.artm.pref.hyogo.jp/
お問い合わせ

078-262-1011

Venue Information

会場
兵庫県立美術館
主催
兵庫県立美術館、朝日新聞社