これから開催

ベルナール・ビュフェと写真

ーカメラがとらえたビュフェとその時代、そして21世紀へ

リュック・フルノル《カマルグの闘牛場》1958年
ゼラチン・シルバー・プリント
ベルナール・ビュフェ美術館、©Luc Fournol

ベルナール・ビュフェ《自画像》1955年
カンヴァスに油彩、静岡新聞

フィオナ・タン《人々の声 東京》2007年
写真インスタレーション、額装されたカラー写真305枚
ベルナール・ビュフェ美術館
© Fiona Tan, Courtesy of Wako Works of Art 

米田知子《フロイトの眼鏡-ユングのテキストを見るⅡ》1998年
ゼラチンシルバープリント
ベルナール・ビュフェ美術館
© Tomoko Yoneda, Courtesy of ShugoArts

杉本博司《フォトジェニック・ドローイング 005
ルイーザ・ガルウェイとホレーシア・フィールディング、
レイコック・アビー、1842年8月29日》2009年
調色銀塩写真
ベルナール・ビュフェ美術館
© Hiroshi Sugimoto / Courtesy of Gallery Koyanagi

19世紀中頃に技術が確立されると、写真は瞬く間に世界中に広がっていきました。ベルナール・ビュフェが活躍した時代は、写真が発明されてから100年以上経過していましたが、技術の向上と普及の速度には目覚ましいものがありました。

ビュフェ自身が写真を撮ることはなかったものの、戦後のパリで早熟の天才として称賛された彼を、リュック・フルノルやロベール・ドアノーなど、同時代の写真家たちは被写体として見逃しませんでした。ビュフェをとらえた写真は、同時代の雑誌『パリ・マッチ』などに掲載され、ビュフェ・イメージの形成をうながします。つまり彼らの作品は、戦後の写真表現を示すとともに、ビュフェのポートレートでもあったのです。それらの写真をビュフェが描いた自身の肖像画と比較してみることで、わたしたちは彼の芸術をより深く鑑賞できるはずです。

加えて、ベルナール・ビュフェ美術館は、ビュフェと同時代の写真家たちの作品だけでなく、現代のアーティストたちによる写真作品も多数コレクションしています。杉本博司のフォトジェニック・ドローイングや、米田知子の「見えるものと見えないもののあいだ」シリーズ、フィオナ・タンの《人々の声》などは、フルノルやドアノーとは主題、技法、色彩などの点で大きく異なっており、今日に至る写真表現の大きな変化を示しています。

本展は、ベルナール・ビュフェと写真との関係に注目し、戦後から現代にいたる写真の変化の流れを追う展覧会です。

【出品作家】
ベルナール・ビュフェ、ロベール・ドアノー、リュック・フルノル、フィオナ・タン、川内倫子、澤田知子、鈴木理策、杉本博司、野口里佳、松江泰治、宮本隆司、森村泰昌、米田知子 他
*出品作家は変更になる場合があります。

Event Information

展覧会名
ベルナール・ビュフェと写真
ーカメラがとらえたビュフェとその時代、そして21世紀へ
開催期間
2026年4月3日~9月1日
開館時間
10:00~17:00
※入館は閉館の30分前まで
休館日
水曜日、木曜日 (祝・休日の場合は開館し金曜日を休館)
入館料

大人:1500円 高・大学生:750円 中学生以下:無料
※20名以上の団体は100円引き

公式サイト
https://www.buffet-museum.jp/
お問い合わせ

055-986-1300