終了

篠田桃紅展

《熱望》2001年、墨・朱・銀地/カンヴァス、150.0×100.0cm、公益財団法人岐阜現代美術財団蔵
Eager, 2001, Sumi, Cinnabar Paint, Silver Leaf on Canvas, 150.0×100.0cm, Gifu Collection of Modern Arts Foundation

《墨》1955年、墨/和紙、69.5×69.5cm、鍋屋バイテック会社蔵
Sumi, 1955, Sumi on Paper, 69.5×69.5cm, Nabeya Bi-tech Kaisha

《祭り(後)》1986、岐阜県美術館蔵

篠田桃紅ポートレイト、1957年、ニューヨークのスタジオにて

篠田桃紅(1913-2021)は、70年を越える長きにわたる活動を通して、孤高の位置をまもりながら、前衛書から墨による独自の抽象表現の領域を拓き、探究し続けました。中国の大連に生まれ、東京で育った篠田は、自立した生き方を求めて書の世界に身を投じ、戦後まもなく、40歳を越えて単身ニューヨークに渡り活動の場を大きく拡げます。新しい表現を求める熱気あふれるこの時代、欧米の抽象芸術と日本の前衛書が時代の先端で響きあうなか、篠田の表現は大きな注目と高い評価を獲得したのです。帰国後は、書と絵画、文字と形象という二分法に囚われない、墨によるまったく新しい独自の抽象表現、空間表現を切り拓き、ときに建築的なスケールにまで及ぶ制作によって、他の追随を許さない位置を確立しました。篠田はまた、版画の世界でも固有の表現を確立し、また豊かな教養と繊細な感性、そして怜悧な批判精神に裏打ちされたエッセイの名手としても、ひろく人々から愛されました。

惜しくも107歳で逝去した作家の没後1年を経て開催される本展は、桃紅の長きにわたる活動の全貌を紹介するとともに、その広い射程と現代性を今日的な視座から検証するものです。

Event Information

展覧会名
篠田桃紅展
開催期間
2022年4月16日~6月22日 終了しました
開館時間
11:00~19:00
入館は閉館の30分前まで
休館日
月曜日 ※ただし5月2日は開館
入館料

一般 1200[1000]円/大・高生 800[600]円/中学生以下無料

*同時開催「収蔵品展 073 1960‒80 年代の抽象」「project N 86 諏訪未知」の入場料を含みます。
*[ ]内は各種割引料金。障害者手帳をお持ちの方および付添 1 名は無料。割引の併用および入場料の払い戻しはできません。
*新型コロナウイルス感染症対策およびご来館の際の注意事項は当館ウェブサイトをご確認ください。
*最新の情報は随時当館ウェブサイト、SNS および特設サイトでお知らせします

公式サイト
https://www.operacity.jp/ag/
お問い合わせ

050-5541-8600

Venue Information

会場
東京オペラシティ アートギャラリー
主催
公益財団法人 東京オペラシティ文化財団