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生誕140年中野越南とその周辺
明治から昭和にかけて京都を拠点として活動した書家、中野越南(1883-1980)が生誕140年を迎えました。
福井に生まれた越南は、17歳で小学校教員となり、21歳で京都府師範学校に奉職し、31歳で書道に専念する決意をします。平安時代の仮名を起点に、王羲之を中心とする中国古典を学び、さらに禅僧にも通じる精神を作品に表現しました。日展や現代書道二十人展などでも活躍しますが、積極的に書壇と関わることは少なく、常に自己の内面に向き合い「真の書」を追求することで独自の風を形成しました。漢字や仮名の枠組みを超え、精神性と技巧とを高次元で一致させた稀有な存在です。本展ではあらためて越南の書の魅力を確認したいと思います。
1階では越南の作品のほかに越南と関わりのあった人物や越南の影響を受けた作家などの優品を展示します。越南の周辺に広がる書の世界もご覧いただきたいと思います。
Event Information
- 展覧会名
- 生誕140年中野越南とその周辺
- 開催期間
- 2022年6月25日~8月14日 終了しました
- 開館時間
-
09:00~16:00
(入館は閉館の30分前まで)
- 休館日
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月曜日 (7月18日は開館し、19日休館)
- 入館料
大人500(350)円 高・大学生300(200)円 中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
- お問い合わせ
Venue Information
- 会場
- 成田山書道美術館
- 主催
- 成田山書道美術館