終了
コレクション展
「鷗外の東京の住まい」
島根県津和野町に誕生した鷗外は、10歳で上京してから60歳で死去するまで東京が拠点でした。向島(墨田区)、千住(足立区)、根岸(台東区)、池之端(台東区)、向丘(文京区)に住まいを移し、30歳で文京区立森鷗外記念館があるこの地(文京区千駄木)に転居します。住まいを「観潮楼」と名付け、1922(大正11)年に死去するまで暮らしました。
鷗外の住まいがあった場所は、現在もゆかりの地として守られています。観潮楼は火災や戦災で焼失しますが、戦後、いち早く顕彰事業に取り組み、鷗外『沙羅の木』詩碑(1954年)や文京区立鷗外記念本郷図書館(1962年)を経て、2012(平成24)年に文京区立森鷗外記念館が開館しました。
本展では、鷗外の東京の住まいを、書簡や家族の著述、図面や写真などをとおして紹介します。また、鷗外も家屋も失った観潮楼跡地が、鷗外を慕う人々によって顕彰の地として蘇り、現在に至る軌跡を辿ります。
Event Information
- 展覧会名
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コレクション展
「鷗外の東京の住まい」
- 開催期間
- 2022年8月5日~10月16日 終了しました
- 開館時間
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10:00~18:00
(最終入館は閉館30分前)
- 休館日
- 9月26日, 9月27日
- 入館料
一般300円(20名以上の団体:240円)
※中学生以下無料、障害者手帳ご提示の方と介護者1名まで無料
※文京ふるさと歴史館入館券、パンフレット(押印入)、友の会会員証ご提示で2割引き
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