終了

ヴィンテージライターの世界

炎と魅せるメタルワーク

エバンスのポケットライター(1930~50年代)
アメリカ合衆国

雉と切り株造形ストライカー
ヨーロッパ

第一次世界大戦時のハンドメイド・オイルライター
(1910年代) ヨーロッパ

「アクアリウム」(1940年代)

ライター付スロットマシーン(日本)

ライターは、ヨーロッパで誕生した、主に喫煙に用いられてきた着火具です。現在では使い捨て品もあって、ありふれた存在ですが、その歴史を紐解くと、⼯夫に富んだ着⽕の仕掛け、⼀服の時間を和ませるような遊び心あふれる造形、メッキや塗装で強く美しく加⼯された金属製品ならではの質感など、機能美と装飾美が同居した魅⼒が⾒えてきます。

19世紀後半以降のさまざまな着⽕具の開発を経て、オイルライターの製造が本格化したのは1920年代のことです。1920年代から50年代にかけては、欧米で当時流行していたアール・デコ調のデザインを取り入れた銘品が数多く生まれました。第二次世界大戦後は、ガスライターの登場とともに大衆化が進み、⽇本ではライターが輸出産業として発展しました。

本展では、同館館蔵資料の中から、ライターの前身である様々な着火具をはじめ、ダンヒル、ロンソン、エバンスなどのメーカーが手がけた銘品や、ユニークな造形のテーブルライターなど約200点を展示します。さらに、戦後間もない時期の国産オイルライターを展示し、当館の所在地とも馴染み深い隅⽥川周辺地域の地場産業でもあったライター産業のあゆみを紹介します。

Event Information

展覧会名
ヴィンテージライターの世界
炎と魅せるメタルワーク
開催期間
2022年9月10日~12月25日 終了しました
開館時間
10:00~17:00
(⼊館は16:30まで)
休館日
月曜日 (ただし、9月19日、10月10日は開館)
9月20日, 10月11日
入館料

大人・大学生100円、満65歳以上の方(要証明)50円、小・中・高校生50円

公式サイト
https://www.tabashio.jp/
お問い合わせ

03-3622-8801

Venue Information

会場
たばこと塩の博物館 2階特別展⽰室
主催
たばこと塩の博物館