終了

「版画×写真 1839-1900」展

オノレ・ドーミエ 《写真術を芸術の高みにまでひきあげるナダール》
1862年、リトグラフ、国立西洋美術館

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック
《写真家セスコー》
1896年、リトグラフ、国立西洋美術館

ダゲレオタイプ制作のための処理用具、1845年頃
横浜市民ギャラリーあざみ野

マシュー・B・ブレイディ・スタジオ
《二人の子ども》
1855年頃、ダゲレオタイプ
横浜市民ギャラリーあざみ野

デイヴィッド・ロバーツ《バールベック》、1842-49年刊、
リトグラフ、手彩色、町田市立国際版画美術館

マクシム・デュ・カン《シリア、ジュピター神殿 バールベック》
1852年刊、塩化銀紙、東京都写真美術館

写真の発明は世界を大きく変えました。とりわけ大きな影響を受けたのが、何世紀にも渡ってイメージを写し伝えるという同じ役割を担ってきた版画です。
19世紀の版画と写真の関係は、これまで対立ばかりが語られてきました。しかし大量印刷ができず撮影に長い時間を要すなど技術的に不十分な点が多かった初期の写真には、版画によって支えられる部分も多く、両者は補いあう関係でもありました。やがて写真が技術的にめざましく発展していくなかで、両者は競いあいさまざまな表現を生み出していくことになります。
本展は世界初の写真術であるダゲレオタイプが公表された1839年を起点に、写真の技術が向上し印刷技術として実用化されていく19世紀末まで、版画と写真が支えあい競いあった関係を探るものです。ヨーロッパを中心に、版画と写真に加え、カメラや撮影機材をはじめとする関連資料180点を紹介します。

※感染症対策のため、入場制限をおこなう場合があります。お客様の安全と安心のため、マスクの着用にご協力ください。
※状況により会期や関連イベントを変更する場合があります。ご来館前に美術館ホームページや美術館公式SNSをご確認ください。

Event Information

展覧会名
「版画×写真 1839-1900」展
開催期間
2022年10月8日~12月11日 終了しました
開館時間
10:00~17:00
※土日祝は、10:00~17:30 まで
※入場はそれぞれ閉場の30分前まで
休館日
月曜日 (ただし、10月10日は開館)
10月11日
入館料

一般900(700)円、大・高生450(350)円、中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
※身体障がい者手帳、愛の手帳(療育手帳)または精神障がい者保健福祉手帳をご提示の方と付き添いの方1名は半額
【無料日・割引】
無料日:
① 展覧会初日:10月8日
② 文化の日:11月3日
③ シルバーデー(65歳以上の方は無料):10月26日・11月23日

割引:
① 各展覧会共通=リピーター割引(200円引)
シェアサイクル割引、タクシー割引、パスポート割引、ウェブクーポン割引(100円引)
② 本展独自割引=SNS割引
ツイッター、インスタグラム他各種SNSにて、「#町田市立国際版画美術館」のハッシュタグを付けてポスター、看板など本展のロゴが入った画像をシェアすると、観覧料が200円引き!
※割引の併用はできません。

公式サイト
https://hanga-museum.jp/
お問い合わせ

042-726-2771

Venue Information

会場
町田市立国際版画美術館
主催
町田市立国際版画美術館

Ticket Present

本展のチケットを「5組10名様」にプレゼント!
〆切は2022年11月1日まで。
※当選は発送をもって代えさせていただきます。