終了

名画の感触

絵を見て感じる手ざわり

横山大観「午下り」(昭和21年)足立美術館蔵

橋本関雪「雨後之朝」(昭和12年頃)足立美術館蔵

橋本関雪「唐犬図」(昭和16年頃)足立美術館蔵

土田麦僊「静物 鮭と鰯」(大正13年)足立美術館蔵

富岡鉄斎「蓬萊仙境図」(大正13年)足立美術館蔵

日本画を鑑賞する際、美しい色彩や魅力的な造形に引き付けられるとともに、描かれたモチーフの手ざわりが想像できることがあります。絵画には様々なモチーフが描かれますが、画家たちは繊細な筆遣いによって、あらゆるものの質感を描き出しています。長毛の動物の毛並みはやわらかく、強固な岩の表面はざらざらと粗く、みずみずしい果物は滑らかな感触を想像させます。手ざわりまでイメージが膨らむ作品には、画家の細やかな観察眼と、それを描き出す巧みな技術・表現があるといえるでしょう。

本展では、描かれたモチーフに触れた時、その感触が想像できるような日本画を展示します。実際に作品に触ることはできませんが、画家の表現に注目し、ふわふわ、つるつるといった手ざわりを感じながら日本画の世界をお楽しみください。

Event Information

展覧会名
名画の感触
絵を見て感じる手ざわり
開催期間
2022年12月1日~2023年2月28日 終了しました
開館時間
09:00~17:00
休館日
年中無休(ただし、2023年1月25日は新館のみ展示替えのため休館)
入館料

大人2,300円、大学生1,800円、高校生1,000円、小中生500円( 各種割引制度あり)
※本料金で本展の他、日本庭園や魯山人館、新館で開催中の展覧会など、すべてをご覧いただけます

公式サイト
https://www.adachi-museum.or.jp/
お問い合わせ

0854-28-7111