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月に吠えよ、萩原朔太郎展

第一詩集『月に吠える』(1917年世田谷文学館蔵)

舟越保武 無題[画稿萩原朔太郎](世田谷文学館蔵)

「竹」原稿(前橋文学館蔵)

朔太郎が自らデザインした椅子
(復元品前橋文学館蔵)

松本大洋《東京の青猫》(2021年)

清家雪子『月に吠えらんねえ』
(2013~2019年講談社刊)

日本の近代詩を代表する詩人、萩原朔太郎(1886-1942)。教科書などを通してその詩の鮮烈なイメージとリズムに出会い、衝撃を受けた人も多いことでしょう。世田谷は朔太郎が晩年を過ごした土地です。没後80年を記念して全国で横断的に開催される「萩原朔太郎大全2022」の一環として、世田谷文学館でもこの不世出の詩人に新たな光を当てます。

「人は一人一人では、いつも永久に、永久に、恐ろしい孤独である」(『月に吠える』序文より)と書いた朔太郎の詩は、世代や立場による分断が進み、気づけば一人一人が孤立を余儀なくされている現代の私たちに鋭く、強く迫ってきます。しかし朔太郎は続けて、人間同士に共通するものを発見するとき「我々はもはや永久に孤独ではない」とも書いています。

生活のすべてを詩に捧げた朔太郎が、孤独の先に見たものとは—。書き遺された膨大な原稿やノートなどの資料や、朔太郎に触発された現代の作家たちによる作品を通して見ていきます。

※出品資料は会期中、一部展示替えを行います。

Event Information

展覧会名
月に吠えよ、萩原朔太郎展
開催期間
2022年10月1日~2023年2月5日 終了しました
開館時間
10:00~18:00
(展覧会入場、ミュージアムショップの営業は17:30まで)
休館日
月曜日 (ただし月曜が祝日の場合は開館し、翌平日に休館)・臨時休館期間
年末年始:2022年12月29日~2023年1月3日
入館料

一般900(720)円/65歳以上・大学・高校生600(480)円/
中学生以下無料/障害者手帳をお持ちの方400(320)円(但、大学生以下は無料)
※( )内は団体割引と「せたがやアーツカード」割引料金
※10月7日(金)は65歳以上無料※11月1日(火)は萩原朔太郎生誕記念無料日

公式サイト
https://www.setabun.or.jp/
お問い合わせ

03-5374-9111

Venue Information

会場
世田谷文学館 2階展示室
主催
公益財団法人せたがや文化財団 世田谷文学館

Ticket Present

本展のチケットを「5組10名様」にプレゼント!
〆切は2022年10月30日まで。
※当選は発送をもって代えさせていただきます。