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開館20周年記念展 コスチュームジュエリー 美の変⾰者たち

シャネル、スキャパレッリ、ディオール ⼩瀧千佐⼦コレクションより

ポール・ポワレ
《夜会用マスク、ブレスレット「深海」》1919年
メタリックチュールにガラスビーズとクリスタルビーズで刺繍
[製作:マドレーヌ・パニゾン]

スキャパレッリ
《クリップ「ハート」モチーフ》
デザイン:ジャン・シュルンベルジェール、
1938年頃、
エナメル彩メタル、ラインストーン、
小瀧千佐子蔵

クリスチャン・ディオール
《ネックレス、イヤリング》
制作:ミッチェル・メイアー、
1955年、
ラインストーン、模造パール、メタル、
小瀧千佐子蔵

コッポラ・エ・トッポ
《チョーカー「花火」》
デザイン:リダ・コッポラ、
1968年、
クリスタルガラス、ガラスビーズ、ワイヤー、メタル、
小瀧千佐子蔵

メゾン・グリポワ
《イヤリング》
デザイン:ジョゼット・グリポワ、
1989年、
パート・ド・ヴェール・エナメル ガラス、カボションガラス、模造パール、メタル、
個人蔵

20世紀はじめ、ポール・ポワレが嚆矢となり、シャネルによって広く普及したコスチュームジュエリー。宝石や貴金属といった素材の既成概念から解放され、優れたデザインや衣服との組合せの魅力によりパリのモード界では不可欠の要素となり、やがてアメリカへも伝わりました。

本展はコスチュームジュエリーの展開を包括的に紹介する日本初の展覧会です。ディオールやスキャパレッリなどオートクチュールのコレクションのために生み出された作品はもちろん、それら一流ブランドからの依頼も受けたジュエリー工房による卓越した技術の精緻なネックレスやブローチに、リーン・ヴォートランやコッポラ・エ・トッポによる独創的な逸品、そしてミリアム・ハスケルやトリファリに代表される、幅広い層に支持されたアメリカのコスチュームジュエリー。

これらを、国内随一のコレクションから選りすぐり、400点あまりの作例を通じて紹介するとともに、各デザイナーが素材の自由を獲得することで生み出した、それぞれの様式美を探ります。

Event Information

展覧会名
開館20周年記念展 コスチュームジュエリー 美の変⾰者たち
シャネル、スキャパレッリ、ディオール ⼩瀧千佐⼦コレクションより
開催期間
2023年10月7日~12月17日 終了しました
開館時間
10:00~18:00
※最終入館は17:30まで
※11月10日、12月1日、12月15日、12月16日は20:00まで開館(入館は19:30まで)
休館日
水曜日 (ただし12月13日は開館)
入館料

一般:1,200円/65歳以上:1,100円/大学生・高校生:700円/中学生以下:無料
※障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで無料

公式サイト
https://panasonic.co.jp/ew/museum/
お問い合わせ

050-5541-8600

Venue Information

会場
パナソニック汐留美術館
主催
パナソニック汐留美術館、毎日新聞社