終了

大阪の日本画

北野恒富「宝恵籠」昭和6年(1931)頃 大阪府立中之島図書館

吉岡美枝「店頭の初夏」昭和14年(1939)大阪中之島美術館

北野恒富「淀君」大正9年(1920)頃
大阪中之島美術館(後期展示)

山口草平「人形の楽屋」大正後期~昭和初期
大阪中之島美術館(前期展示)

生田花朝「だいがく」昭和時代
大阪府立中之島図書館(前期展示)

大阪は商工業都市として発展を続けるとともに、東京や京都とは異なる文化圏を形成し、個性的で優れた芸術文化を育んできました。江戸時代からの流れをくむ近代大阪の美術は、町人文化に支えられ、伝統にとらわれない自由闊達な表現が多彩かつ大きく花開いたといえます。とりわけ大正から昭和前期にかけては画壇としての活動が隆盛を極め、北野恒富(きたの・つねとみ)、島成園(しま・せいえん)、菅楯彦(すが・たてひこ)、矢野橋村(やの・きょうそん)など、多くの画家が個性豊かな作品を生み出しました。

本展は、明治から昭和に至る近代大阪の日本画に光をあて、50名を超える画家による約150点の作品を展示します。また、作品が生まれた背景にも目を向けることで、個々の作品の魅力や画壇のあり方をより深く知るとともに、今につながる大阪の街の文化を浮き彫りにします。

※会期中、展示替えあり
前期:1月21日~2月26日
後期:2月28日~4月2日

Event Information

展覧会名
大阪の日本画
開催期間
2023年1月21日~4月2日 終了しました
開館時間
10:00~17:00
(入場は16:30まで)
休館日
月曜日 (ただし、3月20日は開館)
入館料

一般1,700円、高大生1,000円、中学生以下無料

公式サイト
https://nakka-art.jp/
お問い合わせ

06-4301-7285(大阪市総合コールセンター)