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手のひらほどの小さな絵

―パリ1930年代の浜口陽三―

手のひらほどの小さな絵―パリ1930年代の浜口陽三―/ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション

《黒いさくらんぼ》 1956年 カラーメゾチント(二色刷り)29.3×34.3㎝

手のひらほどの小さな絵―パリ1930年代の浜口陽三―/ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション

《パトリックのさくらんぼ》1980年 カラーメゾチント 7.6×7.6㎝

手のひらほどの小さな絵―パリ1930年代の浜口陽三―/ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション

《水差しとぶどうとレモン》 1957年 メゾチント 29.4×34.4㎝

20世紀を代表する銅版画家・浜口陽三の、若きパリの時代を紹介する展覧会です。浜口は1930年に、東京美術学校の彫塑科を2年で中退し、フランスへ向かいました。一時はパリのサロンに油彩画を出品しますが、次第に大画面の油絵を描くことに興味を失い、小品や水彩画を制作したと言います。戦争によりやむなく帰国するまでの9年間の作品はほとんど失われてしまいました。しかし戦後、40歳を過ぎて完成させた神秘的な銅版画は、かつて国際芸術都市で育んだ理想の果実でもあったはずです。本展では銅版画約30点と共に、パリ時代の小さなグアッシュ3点を特別展示するほか、作家のインタビューや資料によって当時を探ります。

Event Information

展覧会名
手のひらほどの小さな絵
―パリ1930年代の浜口陽三―
開催期間
2021年9月11日~12月22日 終了しました
開館時間
11:00~17:00
土日祝は10:00~/最終入館16:30
休館日
月曜日
ただし9月20日は開館し、翌9月21日は休館
入館料

大人 600円 大学、高校生 400円 中学生以下 無料

公式サイト
https://www.yamasa.com/musee/
お問い合わせ

03-3665-0251

Venue Information

会場
ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
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