終了

ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開

セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ

フランティセック・クプカ《赤い背景のエチュード》1919年頃 石橋財団アーティゾン美術館【新収蔵作品】

ヴァシリー・カンディンスキー《「E.R.キャンベルのための壁画No.4」の習作(カーニバル・冬)》1914年 宮城県美術館

ポール・セザンヌ《サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール》1904-06年頃 石橋財団アーティゾン美術館

ジャクソン・ポロック《無題(縦にされた台形のあるコンポジション)》1943 年頃 個人蔵

19世紀末から第一次世界大戦が勃発するまでの間、フランスが平和と豊かさを享受することが出来たベル・エポックの時代、芸術を生み出す活気と自由な雰囲気に満ち溢れる中、フォーヴィスム、キュビスムなどの新しい美術が芽吹いて花咲き、やがて表現の到達点のひとつとして抽象絵画が目覚めました。その後の抽象絵画の展開は、20世紀の絵画表現を牽引し、その潮流は同時期の日本にも及びました。

この展覧会は、印象派を起点として、世紀初頭の革新的な絵画運動を経て抽象絵画が生まれ、2つの大戦を経てさらに展開していく様子を、おおよそ1960年代まで、フランスを中心としたヨーロッパ、アメリカ、そして日本の動向を中心に展観するものです。

本展では、石橋財団コレクションから新収蔵作品* 95点を含む約150点、国内外の美術館、個人コレクション等から約100点、あわせて約250点の作品を、アーティゾン美術館の全展示室を使ってご紹介いたします。

*新収蔵作品・・・当館の前身であるブリヂストン美術館が休館した 2015 年以降に収蔵された作品を指す。

Event Information

展覧会名
ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開
セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ
開催期間
2023年6月3日~8月20日 終了しました
開館時間
10:00~18:00
(8 月 11 日を除く金曜日は 20:00 まで)*入館は閉館の 30 分前まで
休館日
月曜日 (7 月 17 日は開館)、7 月 18 日
入館料

日時指定予約制(2023 年 4 月 4 日[火]よりウェブ予約開始)
ウェブ予約チケット 1,800 円、当日チケット(窓口販売)2,000 円、学生無料(要ウェブ予約)
*ウェブ予約チケットが完売していない場合のみ、美術館窓口でも当日チケットを販売します。
*中学生以下の方はウェブ予約不要です。
*開催情報は予告なく変更となることがあります。

公式サイト
https://www.artizon.museum/exhibition_sp/abstraction/
お問い合わせ

050-5541-8600(ハローダイヤル)

Venue Information

会場
アーティゾン美術館 6・5・4 階展示室
主催
公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館