終了

宇川直宏展

FINAL MEDIA THERAPIST @DOMMUNE

UKAWA NAOHIRO
Portrait of a MEDIA THERAPIST1
Photo by Toshio Ohno(L MANAGEMENT)「WIRED」JAPAN VOL.38

UKAWA NAOHIRO
Portrait of a MEDIA THERAPIST3
Photo by Toshio Ohno(L MANAGEMENT)「WIRED」JAPAN VOL.38

FINAL MEDIA THERAPIST @DOMMUNE LOGO2
Designed by UKAWA NAOHIRO

DOMMUNE TEROP ARCHIVES2
Designed by UKAWA NAOHIRO

本展では、アーティストの宇川直宏が開局したライブストリーミング・チャンネル「DOMMUNE」の13年間にわたる膨大な番組アーカイブを紹介するとともに、それらの映像を素材として、絵画や立体作品など他のメディアに拡張・変換・創造し、“描く”という行為の歴史的なアップデートを図ります。

その過程で介在するのは、宇川自らだけでなく、日々の配信行為に纏わる視聴者と同じく、様々な年齢・多様な背景を持つ人々、そして人工知能。アーカイブの様々な可能性を探るとともに、近年広く普及し始めたジェネレーティブAIによる画像生成にも着目し、描くとは何か、今世紀的な作家性や作品のあり方とは何か、もしくはそこから創出される価値とは何かなど、“近代・現代・現在美術”を新たに捉え直すプロジェクトとなります。また、ブロックチェーン、そしてスマートコントラクトによる所有や販売などのプロセスを独自考察し、伝統的なメディアである絵画と同時に、NFT作品の制作も行います。また会期中には美術館を舞台としてライブ・ストリーミングを行い、さらなる情報の蓄積を目にしながら番組に参加することが可能です。

毎日大量の人々が行き交うプラットフォームであり、芸術/文化情報の泉源であるファイナルメディア「DOMMUNE」を、様々に変換し時空を錯綜しながら眺める試みは、仮想空間と物理空間の交通、ユビキタスとモバイルによる超分散的サイバー空間の投影など、Web3.0以降の社会を取り巻く様々な問いを、更に深める機会ともなるでしょう。

Event Information

展覧会名
宇川直宏展
FINAL MEDIA THERAPIST @DOMMUNE
開催期間
2023年9月10日~11月5日 終了しました
開館時間
10:00~18:00
※入館は17:30まで
休館日
月曜日 (ただし、9月18日、10月9日は開館、9月19日、10月10日は休館)
入館料

一般1,000円、高校・大学生および65~74歳800円、中学生以下および75歳以上無料(その他各種割引制度あり)
※一般以外の方(無料・割引対象者)は、年齢等が確認できるものをお持ちください

公式サイト
https://www.neribun.or.jp/museum.html
お問い合わせ

03-3577-1821

Venue Information

会場
練馬区立美術館
主催
練馬区立美術館(公益財団法人練馬区文化振興協会)、DOMMUNE株式会社