終了
平塚市美術館 ロビー展
岡田健太郎―重なる景体
1977年に岡山県に生まれた岡田健太郎は、79年に横浜市・本牧へ移り住みます。2002年、武蔵野美術大学彫刻科を卒業。近年は第17回 KAJIMA 彫刻コンクール、第28回 UBE ビエンナーレに入賞し、いま注目される彫刻家のひとりです。
大学卒業後、岡田は御影石を使用し、棺をモチーフとする作品を制作していました。その後、より柔軟な素材を探すなかで、金属製の棒をペレット状に切断し、それらを五角形に溶接する方法を見出しました。有機的なかたちをした作品は、なだらかな輪郭線をもち、サイズの異なる複数のオブジェが重なりあうようにもたれ合います。籠のようなペレットの網の目の中に、何もない閉じた空間が立ち現れますが、一方でその空間は光や風といった周囲の環境の変化に影響をうけ、私たちは事物の外側・内側があいまいになるような感覚を覚えます。
本展は、湘南の陽光がふりそそぐテーマホールの大きな空間を舞台として新作2点を含む16点の作品から活躍著しい作家の歩みをふりかえります。
Event Information
- 展覧会名
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平塚市美術館 ロビー展
岡田健太郎―重なる景体
- 開催期間
- 2023年12月5日~2024年4月7日 終了しました
- 開館時間
- 09:30~17:00
- 休館日
-
月曜日 (ただし、1月8日、2月12日は開館)、1月9日(火)、2月13日(火)
年末年始:12月29日〜1月3日
- 入館料
無料
- お問い合わせ