終了

出版160周年記念

不思議の国のアリス展

マクミラン・アリス ロゴ © MPIL THE MACMILLAN ALICE™

『不思議の国のアリス』挿絵 ジョン・テニエル/画(1988 年 再プリント版画)
© MPIL THE MACMILLAN ALICE™

『鏡の国のアリス』挿絵 ジョン・テニエル/画(リトル・フォークス版)(1907 年)
© MPIL THE MACMILLAN ALICE™

『不思議の国のアリス』挿絵 ハリー・シーカー/彩色(ジョン・テニエル原画)(1911 年)
© MPIL THE MACMILLAN ALICE™

『不思議の国のアリス』挿絵 ディズ・ウォリス/彩色(ジョン・テニエル原画)(1995 年)
© MPIL THE MACMILLAN ALICE™

現在170以上の言語に翻訳されている不朽の名作『不思議の国のアリス』は、1862年に、数学講師のルイス・キャロル(本名:チャールズ・ラトウィッジ・ドッドソン)が、舟遊びをしていたリデル家の三姉妹(次女アリス)のためにきかせた即興のお話がもとになっています。
その2年後の1864年、ルイス・キャロルは、その即興のお話に挿絵を添えて、世界で1冊の本『地下の国のアリス』をリデル家の次女アリスにプレゼントします。これが、『不思議の国のアリス』の原型です。
その後、挿絵を著名な風刺挿絵画家のジョン・テニエルに依頼し、『不思議の国のアリス』は1865年に、ロンドンにあるマクミラン社から出版されました。ルイス・キャロルの挿絵をもとに描かれたテニエルの挿絵は、現在のアリスのイメージをかたちづくりました。その後、ハリー・シーカーがテニエルの挿絵の一部をカラー化。青いドレス、白いエプロン、金髪、青いリボンというアリス像がここで確立します。時を経て、ジョン・マックファーレン、ディズ・ウォリスらの手によって『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』の挿絵は全てカラー化され、現在に至ります。

本展は、マクミラン社が有するハリー・シーカー、ジョン・マックファーレン、ディズ・ウォリスのカラー原画などを日本ではじめて紹介するものです。
そのほか、ルイス・キャロルの関連資料と、『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』の書籍およびカラー原画と再プリント版画から、全貌を明らかにします。

Event Information

展覧会名
出版160周年記念
不思議の国のアリス展
開催期間
2024年4月17日~5月6日 終了しました
開館時間
10:00~18:30
(19:00閉場)
※最終日は~16:30(17:00閉場)
入館料

一般1,200円(1,000円)/大学・高校生1,000円(800円)/中学生以下無料
※( )内は前売り料金

公式サイト
https://www.takashimaya.co.jp/store/special/alice160th/index.html

Venue Information

主催
「不思議の国のアリス展」実行委員会
会場

横浜高島屋ギャラリー〈8階〉
〒220-8601 横浜市西区南幸1丁目6番31号

巡回情報

大阪高島屋グランドホール
会期:2024年5月9日~5月29日
名古屋松坂屋美術館
会期:2024年8月3日~9月21日