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2024年11月21日
神奈川県ゆかりの文学を中心に、日本近代文学を紹介する神奈川近代文学館。
2023年4月同館内に「文学」をテーマにした料理を提供する「鮨喫茶 すすす」がオープンしました。
今回は「文学×すし」が楽しめる珍しいミュージアムカフェ「鮨喫茶 すすす」でひとやすみ。
大人はもちろん、子ども向けメニューも充実した「鮨喫茶 すすす」の魅力を紹介していきます。
【アクセス】
電車
・みなとみらい線「元町・中華街駅」下車徒歩10分
・JR京浜東北線(根岸線)「石川町駅」下車徒歩20分
バス
・神奈川中央交通バス11系統 (桜木町駅~保土ヶ谷駅)
・横浜市営バス20系統 (桜木町駅~山手駅)
・観光スポット周遊バス「あかいくつ」
いずれも「港の見える丘公園前」下車、徒歩3分
営業時間:9:30~17:00
定休日:公式Instagramでご確認ください。
鮨喫茶 すすす Instagram
【その他】カフェのみ利用可能・一部商品テイクアウトOK・子ども向け商品あり・アルコール提供あり・カード、電子マネー決済OK(QRコード決済は不可)
横浜港を見下ろす小高い丘にある「港の見える丘公園」。
横浜ベイブリッジを望むロケーションと、イングリッシュローズの庭が見どころの公園です。
そんな港の見える丘公園内に建つ神奈川近代文学館は、1984年10月に神奈川県が設立した日本近代文学専門の博物館、専門図書館です。
「鮨喫茶 すすす」は、2023年4月に神奈川近代文学館内にオープンしたばかりのミュージアムカフェ。
同館にちなみ「文学」をテーマとした料理が楽しめます。
今回は、「ささめ雪のちらし鮨(春)」と「小僧の神様の握り鮨」をチョイス♪
文学がお好きな方は、メニューの名前を見ただけでもピンとくるのではないでしょうか?
どちらも一度は聞いたことある文豪の作品をもじっています。
「ささめ雪のちらし鮨(春)」は、まぐろや煮穴子といった定番の食材のほか、旬の食材であるホタルイカや菜の花をちらしたぜいたくな一品。
谷崎潤一郎の長編小説『細雪』に出てくるちらし鮨をモチーフに、「すすす」風にアレンジしたものです。
志賀直哉が「小説の神様」と称されるきっかけとなった名短編『小僧の神様』をイメージしたメニュー。
ネタは、旬のものを市場から選び、季節ごとに内容を変えているといいます。
握り鮨の追加の希望をスタッフに伝えると、お好みで1貫からにぎってくれますよ。
まぐろ3貫は、高級そうな黒塗りの食器に載って登場。
左から、大トロ・中トロ・赤身とぜいたくな並びに、テンション爆上がり間違いなしです!
食事メニューはもちろん、デザートやドリンクのメニューも充実しています。
今回は、夏にピッタリな「梶井基次郎のレモンスカッシュ」をご紹介。
こちらは、レモンサワーブームの火付け役となった新宿ゴールデン街「OPENBOOK」のシロップを使用して作られています(ノンアルコール)。
炭酸水で割ったレモンスカッシュのほか、お湯で割ったホットレモネード(600円)も選べますよ。
季節や神奈川近代文学館の企画展に合わせて、さまざまな限定メニューも展開している「鮨喫茶 すすす」。
限定メニューの詳細は、「鮨喫茶 すすす」の公式Instagramをご覧ください。
神奈川近代文学館が建つ神奈川県は、明治以降歴史的・地理的条件を背景として、夏目漱石や芥川龍之介、谷崎潤一郎、川端康成、太宰治、三島由紀夫など、日本近代文学史に欠かせない作家たちと深いゆかりのある土地です。
神奈川近代文学館は、そんな神奈川県ゆかりの作家やその作品に親しめる文学館として、1984年10月に開館。
以降、1年を通して多彩な文学展を開催しています。
最新の展覧会情報は、神奈川近代文学館公式サイトをご確認ください。
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