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111年目の中原淳一

中原淳一 《表紙原画(『それいゆ』 第39号)》 1956年 個人蔵 ©JUNICHI NAKAHARA / HIMAWARIYA

中原淳一《扉絵原画(『きものノ絵本』)》1940年 個人蔵 ©JUNICHI NAKAHARA / HIMAWARIYA

中原淳一《表紙原画(『それいゆ』第31号》 1954年 個人蔵 ©JUNICHI NAKAHARA / HIMAWARIYA

中原淳一 《扉絵原画(『中原淳一ブラウス集』)》 1955年 個人蔵 ©JUNICHI NAKAHARA / HIMAWARIYA

中原淳一 《三人のスリ》 1962 年 個人蔵 ©JUNICHI NAKAHARA / HIMAWARIYA

イラストレーション、雑誌編集、ファッションデザイン、インテリアデザインなどマルチクリエイターと呼ぶべき多彩な活動で知られる中原淳一(1913-1983)。彼は、戦前に雑誌『少女の友』でデビューをし、挿絵や表紙絵を手がけ人気を博したほか、編集にも関わっていきました。1937年に日中戦争が勃発すると、戦時色が強まる中で同誌を去ることを余儀なくされます。しかし、中原の雑誌制作への情熱は絶えることはなく、終戦の翌年の1946年には自身が編集長を務める『それいゆ』を創刊。その後も『ひまわり』、『ジュニアそれいゆ』、『女の部屋』などの雑誌を手がけていきました。

中原の生誕111年目を記念し開催される本展では、こうした数々の雑誌に掲載された挿絵や表紙の原画をはじめ、デザインした衣服、アーティストとして制作した絵画や人形など、中原の仕事の全貌に迫ります。

「再び人々が夢と希望を持って、美しい暮らしを志せる本をつくりたい」という想いのもと、中原が生み出したこれらのクリエイションの数々を通じて、今もなお色褪せることのない魅力を紹介します。

※会期中、一部展示替えあり
前期:6月29日~8月4日
後期:8月6日~9月1日

Event Information

展覧会名
111年目の中原淳一
開催期間
2024年6月29日~9月1日 終了しました
開館時間
10:00~18:00
※金曜日のみ20:00まで
※最終入館はいずれも閉館の30分前まで
休館日
月曜日 (ただし7月15日、8月12日は開館)、7月16日、8月13日
入館料

一般1000円(800円)、大学生800円(640円)、高校生・60歳以上500円(400円)、小中学生100円(80円)
※( )内は団体10名以上及び渋谷区民の入館料
※土・日曜日、祝・休日及び夏休み期間は小中学生無料
※毎週金曜日は渋谷区民無料
※障がい者及び付き添いの方1名は無料
※入館料のお支払いは現金または渋谷区キャッシュレス決済アプリ「ハチペイ」のみとなっております。

【リピーター割引】
観覧日翌日以降の本展会期中、有料の入館券の半券と引き換えに、通常料金から2 割引きでご入館できます。なお、1枚の入館券につき、1回まで有効となります。

公式サイト
https://shoto-museum.jp
お問い合わせ

03-3465-9421

Venue Information

会場
渋谷区立松濤美術館
主催
渋谷区立松濤美術館、朝日新聞社