終了

川崎市市制100周年記念

「芸術は、自由の実験室―夏のアートキャンプ」展

岡本太郎《未来を拓く》1987 年

國久真有《WIT-WIT HOLE WIDE LONG PLATEAU》
アクリル絵具・キャンバス、2024 年、300×1941.6×3.5cm

西除闇《MANgaDARA》
少年ジャンプ、2023 年、150×500×150 cm

村上力《學校》
ミクストメディア、2024 年、430×750×500 cm

園部惠永子《─奉納─》
布、アクリルガッシュ、2024 年、700×750 cm

岡本太郎は、芸術は見るだけではなく全ての人の作るものであり、自由な衝動のままに「勝手気ままに描ける」子どもたちだけでなく、「精神の皮が硬くなって」しまい、自分自身の「自由感」を忘れてしまった大人にも有効な、「自由の実験室」なのだと言っています。

この夏は、岡本太郎現代芸術賞出身となる 4名の作家による、人のすがたの表現や身ぶりを大胆に使った作品展示とワークショップをお楽しみください。まるで舞踊のようにのびやかに、大きく身体を使って弧を描きドローイングを重ねていく國久真有。思いつくかぎりの様々な身体的負荷をかけた絵筆「グングニル」を使って、制作を楽しむ園部惠
永子。木材だけでなく、漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』や日々の暮らしの日用品からも仏を彫り出す仏師、西除闇。麻を重ねた成型と素材を生かした彩色、乾漆技法を用いて、人の佇まいや歴史、物語の輪郭を思わせる表現をダイナミックに見せる村上力。

自在な発想と本気の遊びから生み出される彼らの作品とともに、会場での公開制作やアーティストトーク、多彩なワークショップなどを通し、子どもだけでなく大人も夏のキャンプのように心と身体を使って、自由にアートを体験する夏休みをお楽しみください。

Event Information

展覧会名
川崎市市制100周年記念
「芸術は、自由の実験室―夏のアートキャンプ」展
開催期間
2024年7月20日~9月1日 終了しました
開館時間
09:30~17:00
※入館は閉館の30分前まで
休館日
月曜日 (8月12日を除く)、8月13日(火)
入館料

一般 900(720)円、高・大学生・65 歳以上 700(560)円、中学生以下は無料
※( )内は 20 名以上の団体料金

公式サイト
https://www.taromuseum.jp
お問い合わせ

044-900-9898

Venue Information

会場
川崎市岡本太郎美術館
主催
川崎市岡本太郎美術館
同時開催

常設展「目もあやなオバケ王国 岡本太郎のオバケ論」 2024年7月12日(金)~10月6日(日)