これから開催

モネ 睡蓮のとき

クロード・モネ《ジヴェルニー近くのセーヌ河支流、日の出》1897年 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ(エフリュシ・ド・ロチルド邸、サン=ジャン=キャップ=フェラより寄託)© musée Marmottan Monet / Studio Christian Baraja SLB

クロード・モネ《睡蓮》1916-1919年頃 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ © musée Marmottan Monet

クロード・モネ《枝垂れ柳と睡蓮の池》1916-1919年頃 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ © musée Marmottan Monet

印象派の巨匠クロード・モネ
日本初公開作品7点を含むおよそ50点が春の京都に集う、究極のモネ展。
大画面の〈睡蓮〉に包まれた、風景の中へ

印象派を代表する画家のひとりであるクロード・モネ(1840-1926)は、光と色彩をとらえる鋭敏な眼によって、自然の移ろいを画布にとどめました。しかし後年になるにつれ、その芸術はより抽象的かつ内的なイメージへと変容してゆきます。

モネの晩年は、最愛の家族の死や自身の眼の病、第一次世界大戦といった多くの困難に直面した時代でもありました。そのような中で彼の最たる創造の源となったのが、ジヴェルニーの自邸の庭に造られた睡蓮の池に、周囲の木々や空、光が一体と映し出されるその水面でした。そして、この主題を描いた巨大なカンヴァスによって部屋の壁面を覆いつくす“大装飾画”の構想が、最期のときにいたるまでモネの心を占めることになります。本展の中心となるのは、この試行錯誤の過程で生み出された、2mを超える大画面の〈睡蓮〉の数々です。

今回、パリのマルモッタン・モネ美術館より、日本初公開作品を含むおよそ50点が来日。さらに日本各地に所蔵される作品も加え、モネ晩年の芸術の極致を紹介します。日本では過去最大規模となる〈睡蓮〉が集う貴重な機会となります。

Event Information

展覧会名
モネ 睡蓮のとき
開催期間
2025年3月7日~6月8日
開館時間
10:00~18:00
※入場は17:30まで
休館日
月曜日 *ただし祝日の場合は開館 
※変更になる場合がございます
入館料

【一 般】2,300円(2,100円)
【大学・高校】1,700円(1,500円)
【中学・小学】1,000円(800円)
※( )内は前売りおよび20名以上の団体料金
◆11月中旬から企画チケット発売予定
◆前売りは12月中旬に開始予定
いずれも詳細は決まり次第、公式サイト等で発表します。

公式サイト
https://www.ytv.co.jp/monet2025/
お問い合わせ

075-771-4334

Venue Information

会場
京都市京セラ美術館 本館 北回廊1階・南回廊1階
主催
マルモッタン・モネ美術館、読売テレビ、読売新聞社、キョードーエンタテインメント、京都市