これから開催

小林徳三郎

《金魚を見る子供》1929年 広島県立美術館

《鰯》1925年頃 碧南市藤井達吉現代美術館

《花と少年》1931年 ふくやま美術館

《モクバクワン 画稿4》1915-18年頃 個人蔵

《子供たち》1932年 個人蔵

小林徳三郎(1884-1949)は、日本近代洋画の改革期に活躍した画家です。1909年に東京美術学校を卒業、若者による先駆的な絵画表現で注目を浴びたフュウザン会に参加し、雑誌『奇蹟』の準同人となり、出版の仕事や劇団「芸術座」の舞台装飾に携わりました。また、洋画家として院展や円鳥会展に出品、1923年からは春陽展を中心に発表を続け、鰯や鯵といった魚を主題とした作品を数多く描き、周囲に強い印象を与えました。

40代半ば頃より、自分の子供たちをモデルに何げない日常を表現した作品が増え、時にはマティスを連想させる明るい色や筆遣いの静物なども描いていくようになります。晩年は、江の浦(沼津市)をはじめ自然風景に興味をもち、海景や渓流など同じ主題に取り組み、死の直前まで精力的に筆を握り、春陽展への出品を続けました。徳三郎の死後、美術界での扱いの低さに対して、画家の硲伊之助は「もっと評価されるべき画家」と憤慨したと逸話が残っています。

本展は、小林徳三郎の初の大回顧展であり、約300点の作品と資料により、その画業の展開を追うものです。写真家、洋画家、文学者、演劇関係者、美術評論家ら大勢から愛された画家による、どこか心惹かれる日常的な光景をお楽しみください。

※会期中、一部展示替えがあります

Event Information

展覧会名
小林徳三郎
開催期間
2025年11月22日~2026年1月18日
開館時間
10:00~18:00
(金曜日~20:00)
※入館は閉館の30分前まで
休館日
月曜日 (ただし11月24日、1月12日は開館)、11月25日、年末年始
入館料

一般1,300(1,100)円、高校・大学生1,100(900)円、中学生以下無料
*( )内は前売料金[10/1~11/21オンラインチケットで販売]
*障がい者手帳等持参の方は200円引き(介添者1名は無料)
*オンライン (前売券・当日券)または当館1階入口(当日券)でチケット販売

公式サイト
https://www.ejrcf.or.jp/gallery/
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お問い合わせ

03-3212-2485

Venue Information

会場
東京ステーションギャラリー
主催
東京ステーションギャラリー[公益財団法人東日本鉄道文化財団]
巡回情報

ふくやま美術館(2026/4/11~6/7)、岩手県立美術館(2026/6/20~8/23)、碧南市藤井達吉現代美術館(2026/9/12~11/8)に巡回予定