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瑞祥のかたち
新しい年の到来を喜び、人生の節目に幸福を願う気持ちは、古くからさまざまな造形にたくされてきました。なかでも、古代中国において不老不死の仙人が住むと考えられた蓬莱山(ほうらいさん)は、日本では吉祥図として描かれ、長寿を象徴する鶴と亀が添えられた島台などの縁起物としても表されました。やがて理想郷としての蓬莱山への憧れは、霊峰・富士の姿に重ねられていきます。
また鳳凰(ほうおう)は、優れた天子が世に現れる兆しとして古代中国で尊ばれた伝説の鳥です。日本では、古くより鳳凰は高貴さの象徴として絵画や工芸に取り込まれ、皇室ゆかりの品々には数多く登場します。そして麒麟(きりん)と唐から獅子(じし)も空想上の霊獣ですが、威厳のある凛としたその姿は、泰平の願いをこめて表現されてきました。
本展では、めでたいことの訪れを告げる、これら「瑞祥(ずいしょう)」の造形美を紹介します。
前期:1月4日~2月2日/後期:2月4日~3月2日
Event Information
- 展覧会名
- 瑞祥のかたち
- 開催期間
- 2025年1月4日~3月2日
- 開館時間
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09:30~17:00
※毎週金曜・土曜は20:00まで開館(ただし、1月31日と2月28日は除く)
※1月7日は13:00開館
※いずれも入館は閉館の30分前まで
- 休館日
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月曜日 (ただし1月13日と2月24日は開館し、翌火曜日休館)、2月23日
※その他諸事情により臨時に休館する場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
- 入館料
一般1,000円、大学生500円
※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。入館の際に年齢のわかるもの(生徒手帳、運転免許証、マイナンバーカードなど)をご提示ください。
※障がい者手帳をお持ちの方およびその介護者1名は無料。
Venue Information
- 会場
- 皇居三の丸尚蔵館
- 主催
- 皇居三の丸尚蔵館