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ドヴァランス_デザインのコモンセンス
今回ジャイル・ギャラリーでは、今や世界的に注目され、パリを拠点に活動しているグラフィックデザイン・スタジオのdeValence (ドヴァランス)を迎えます。ドヴァランスの活動は、現代アート、建築、演劇、芸術文化関連の分野のグラフィックデザインを手がけており、ジャンルを横断的に発信しているジャイル・ギャラリーのコンセプトと共振するものです。
ドヴァランス独自のデザイン手法と発信力は、各界から高く評価され、これまでにヴェネツィア・ビエンナーレ、カルティエ美術財団、ポンピドゥー・センター、ラ・コミューン劇場、インテリア・デザイン国際見本市「メゾン・エ・オブジェ・パリ」、ハーバード大学、そして、さらにはピエール・ユイグ、ラファエル・ザルカ、サーダン・アフィフといったフランスを代表する現代アーティストから依頼されたプロジェクトを展開させています。
ドヴァランスのグラフィックデザインは、視覚効果を促すタイポグラフィにおいて厳密で効果的な独自の視覚システムを設計し、受け手が自ら能動的にデザインを読み込めるように意図されております。
また、デザインの仕事と並行して、出版社「B42」を併設しており、デザインを含む視覚文化全般に関わる書籍を出版し、視覚文化および社会におけるデザイナーの役割について考察するツールを提供することにも力を入れています。
本展覧会「ドヴァランス_デザインのコモンセンス」では、ドヴァランスの過去から最新のプロジェクトまでを紹介し、さらに、デザインというクリエーションの本源的なテーマを掘り下げていきます。
「コモンセンス」は、アメリカの独立革命やフランス革命に深く関わったトマス=ペインの言葉に由来している。現代の複雑化し多様化している状況下で時代精神を表象するデザインとは何なのかという問いを社会学的なアプローチによってドヴァランスの多角的で多様な活動を浮かび上がらせ発信します。
Event Information
- 展覧会名
- ドヴァランス_デザインのコモンセンス
- 開催期間
- 2021年12月10日~2022年2月13日 終了しました
- 開館時間
-
11:00~20:00
2021年1月2日は13:00 OPEN
- 休館日
- 12月31日, 1月1日
- 入館料
無料
- お問い合わせ
Venue Information
- 会場
- GYRE GALLERY
- 主催
- GYRE