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いま私とともにあるもの―美術の中の ‘ひと’ とその ‘周り’
人の姿は遠い過去から、芸術家たちによって最もよく取り上げられてきた題材です。特に絵画においては、人物が単独で描かれることは少なく、通常はその周囲の室内や風景とともに表されていました。人物の年齢、職業、社会的地位などに応じて、居住する部屋の豪華さや質素さは異なることから、その人物に相応しい部屋の描写が求められました。時代を問わず、絵画における人の姿と周囲の設定とは、不可分の関係にありました。
こうした‘ひと’とその‘周り’との関わりは、20世紀以降のアーティストたちにとっても、依然重要な関心事でした。空間をつくる芸術である彫刻では、作品があるとないとで、設置された場所の見え方がかなり違ってきます。したがって‘ひと’とその‘周り’との関係は、とても緊密になっています。
この展覧会では、20世紀以降のベルナール・ビュフェ美術館コレクションから、人の姿をモティーフにした絵画や彫刻作品を選び、‘ひと’とその‘周り’がどのような意図で、どのように表現されたのかを考えます。
[出品作家]
荒井良二、池田満寿夫、池田光弘、イケムラレイコ、加藤泉、ジャコモ・マンズー、ジュリアーノ・ヴァンジ、杉戸洋、棚田康司、西島大介、藤田嗣治、ポール・アイズピリ、丸山直文、三宅信太郎、村瀬恭子、ベルナール・ビュフェ
Event Information
- 展覧会名
- いま私とともにあるもの―美術の中の ‘ひと’ とその ‘周り’
- 開催期間
- 2025年4月5日~7月22日
- 開館時間
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10:00~17:00
※入館は閉館の30分前まで
- 休館日
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水曜日, 木曜日 (祝・休日の場合は翌金曜日を休館)
※開館情報は公式サイトをご確認ください
- 入館料
大人1,500円(1,400円)、高・大学生750円(650円)、中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
- お問い合わせ
Venue Information
- 主催
- 一般財団法人 ベルナール・ビュフェ美術館