これから開催

【特別展】日本画聖地巡礼2025

-速水御舟、東山魁夷から山口晃まで-

速水御舟《名樹散椿》【重要文化財】 1929(昭和4)年
山種美術館

東山魁夷《春静》1968(昭和43)年
山種美術館

東山魁夷《秋彩》1986(昭和61)年
山種美術館

山口晃《東京圖 1・0・4 輪之段》 (部分)
撮影:宮島径
©︎YAMAGUCHI Akira, Courtesy of Mizuma Art Gallery

千住博 《ピラミッド「遺跡」》1988(昭和63)年
山種美術館

映画、小説、漫画やアニメなどの舞台になった場所を訪れる「聖地巡礼」。2023年、山種美術館では、画題となった土地や、画家と縁の深い場所を「聖地」とし、その土地が描かれた作品と、現地の写真をあわせて展示する「日本画聖地巡礼」展を開催しました。このたび、満を持して「日本画聖地巡礼」展の第2弾を開幕します。

本展では、青森県・奥入瀬渓流の秋を捉えた奥田元宋《奥入瀬(秋)》、京都府・椿寺地蔵院の五色八重散椿を取り上げた速水御舟《名樹散椿》【重要文化財】、定宿から見える京都の町家の光景を表した東山魁夷《年暮る》をはじめ、実際の場所を題材とした日本画の名作を紹介します。また、今回新たに選んだ作品も多数登場します。なかでも、皇居を中心に、東京を俯瞰する視点で描き出した山口晃《東京圖 1·0·4 輪之段》は、山種美術館の所蔵品となって以来、初めての展示となります。

さらに本展では、日本だけでなく海外にも視野を広げます。中国・蘇州の水郷をみずみずしい筆致で表した竹内栖鳳《城外風薫》、霧に包まれたイギリス・ロンドンのタワーブリッジを捉えた平山郁夫《ロンドン霧のタワァ・ブリッジ》、晴天の下に立つエジプトのピラミッドを描いた千住博《ピラミッド「遺跡」》など、世界の「聖地」を紹介します。

※文中の作品はすべて山種美術館所蔵

Event Information

展覧会名
【特別展】日本画聖地巡礼2025
-速水御舟、東山魁夷から山口晃まで-
開催期間
2025年10月4日~11月30日
開館時間
10:00~17:00
(入館は16:30まで)
休館日
月曜日 (10月13日、11月3日、11月24日は開館)、10月14日、11月4日、11月25日
入館料

一般1,400円(1,200円)、大学生・高校生1,100円(1,000円)、中学生以下無料(付添者の同伴が必要です)

※( )内は前売料金

※障がい者手帳、被爆者健康手帳をご提示の方、およびその介助者(1名):一般1,200円(1,000円)、大学生・高校生1,000円(900円)

※きもの特典:きものでご来館のお客様は、一般200円引き、大学生・高校生100円引き

※複数の割引・特典は併用できません

公式サイト
https://www.yamatane-museum.jp/
お問い合わせ

050-5541-8600 (ハローダイヤル)

Venue Information

Ticket Present

本展のチケットを「5組10名様」にプレゼント!
〆切は2025年10月13日まで。
※当選は発送をもって代えさせていただきます。