
PROMOTION
世界中の人びとを魅了する北斎の「表現力」を体感!
2025年9月29日
モーリス・ユトリロ展/SOMPO美術館
SOMPO美術館にて、エコール・ド・パリを代表する画家のひとりモーリス・ユトリロ(1883-1955)の展覧会が開催中です。
今年モーリス・ユトリロは、没後70年を迎えます。
本展は、フランス国立近代美術館(ポンピドゥーセンター)所蔵の10点を核に、約70点を展示。
ユトリロの制作の軌跡を、代表的な時代に分けて紹介します。
モーリス・ユトリロは、20世紀初頭のパリの街並みを描いたことで知られる風景画家です。
生まれ育ったモンマントルや暮らした郊外の風景を数多くの油彩画に残しました。
若くしてアルコール依存症を患ったユトリロは、療養の一環として絵を描き始めます。
印象派風の作風から出発し、1909年ごろには「白の時代」と呼ばれる、石壁や街路の質感を表現する独自の様式を展開しました。
モーリス・ユトリロ《マルカデ通り》1909年 名古屋市美術館
《マルカデ通り》は、本展のメインビジュアルにも使用されている作品です。
パリ18区に位置するマルカデ通りを描いた本作。
画面上に人物は9人描かれていますが、ユトリロにとって人物像は街の風景を活性化させるための二次的な要素であり、奥に押し込まれて描かれているにみえます。
本展は、ユトリロが確立した唯一無二の様式と、画家自身が愛したパリの風景を感じとることができる展覧会です。
ユトリロは、モンマントルの象徴的なキャバレーである《ラパン・アジル》をくり返し描きました。
本展では、《ラパン・アジル》からユトリロはの制作方法や表現の変遷について深掘りします。
異なる時期に描かれた複数の《ラパン・アジル》を比較することで、ユトリロがどのように風景に向き合い、再解釈を重ねてきたのかが、展示から浮かび上がってきます。
会場では、細かなところまでじっくりと鑑賞してみてください。
ユトリロが描いた20世紀初頭のパリの街並みが楽しめる本展。作品を鑑賞していると、旅行に行きたくなってきます。
ずっと作品を眺めていたい、という方は、ミュージアムショップで販売しているポストカードがおすすめ!
インテリアにもピッタリなおしゃれなアイテムです。
また、本展は一部「撮影NG」のマークを除き、展示作品は撮影がOKです。
気に入ったユトリロの作品を見つけたらSNSで発信してみてはいかがでしょうか。
美術館入口にはフォトスポットもあります♪
モーリス・ユトリロ没後70年を記念する展覧会「モーリス・ユトリロ展」。
ユトリロの生涯を丁寧に紐解く展覧会です。
ぜひ、足を運んでみてくださいね。