これから開催

開館90周年記念特別展

全力!名宝物語―大阪市美とたどる美のエピソード

重要文化財 明妃出塞図(部分) 宮素然 筆 金時代・12世紀初
大阪市立美術館所蔵 阿部コレクション

青花 婦人図方瓶 景徳鎮窯 清・17世紀
大阪市立美術館所蔵

重要文化財 仏涅槃図 絹本着色 鎌倉~南北朝時代・14世紀
長寳寺所蔵

百鬼夜行絵巻(部分) 原在中 筆 紙本着色 江戸時代・18~19世紀
大阪市立美術館所蔵 望月信成氏寄贈

晩秋 上村松園 筆 絹本着色 昭和18年(1943)
大阪市立美術館所蔵 住友コレクション

昭和11年(1936)に開館した大阪市立美術館は、令和8年(2026)の5月1日に開館90周年を迎えます。本展では、大阪市立美術館ゆかりの名宝の物語をたどります。日本の公立美術館としては、3番目に古い伝統を持つ大阪市立美術館は、昭和、平成の時代を駆け抜け、令和の現在、大規模改修工事を経て、この大阪の地に確固として息づいています。歴史は、保存され、未来の礎となります。そして、時として文学的に昇華した「物語」へと展開して、形を変えて語り継がれていきます。一方、美術は、その「物語」自体を描くことがしばしばである他、時代や人々の息吹を視覚的に伝承する媒体です。美術には、複数の「物語」が反映されているのです。美術館の歴史は、その根幹を成す「美術品」自体が雄弁に語ります。

本展は、館蔵ならびに寄託の名宝の数々を中心に展示し、美術館をめぐって紡がれた物語、美術に託された物語、そして美術の成立と未来への展望の物語を紹介します。

※会期中展示替え有り

Event Information

展覧会名
開館90周年記念特別展
全力!名宝物語―大阪市美とたどる美のエピソード
開催期間
2026年4月25日~6月21日
休館日
月曜日 (祝日の場合は開館し、翌平日休館)
入館料

一般 1,800円 高大生 1,200円

※中学生以下、障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料(要証明)。
※障がい者手帳等は日本の都道府県知事から交付を受けたものに限る。

公式サイト
https://www.osaka-art-museum.jp
お問い合わせ

06-6771-4874

Venue Information

会場
大阪市立美術館
主催
大阪市立美術館、日本経済新聞社