これから開催

令和8年度秋季展 永青文庫・早稲田大学會津八一記念博物館共同企画

永青文庫の禅画PartⅠ 白隠ワールド(仮)

白隠慧鶴 「達磨図」明和4年(1767)
永青文庫蔵

白隠慧鶴 「大燈国師図」江戸時代中期(18世紀)
永青文庫蔵

白隠慧鶴 「蓮弁観音図」江戸時代中期(18世紀)
永青文庫蔵

白隠慧鶴 「お福お灸図」江戸時代中期(18世紀)
永青文庫蔵

江戸時代中期の禅僧・白隠慧鶴(はくいんえかく、1685〜1768)は「臨済宗中興の祖」と呼ばれ、膨大な数の絵画と墨蹟を手掛けて禅の教えを広く伝えたことで知られています。
永青文庫の設立者・細川護立(もりたつ、1883~1970)は、16歳のときに肋膜を患い、療養中に白隠の著作『夜船閑話(やせんかんな)』に感銘を受けたことがきっかけとなり、白隠の書画の蒐集を始めました。永青文庫は、護立が集めた300点を超える白隠の書画を所蔵しており、質量ともに日本有数の白隠コレクションを誇ります。

この度、専門家の協力を得て、永青文庫が所蔵する白隠および関連禅僧による書画の調査を実施しました。本展では、約2年におよぶ調査の結果を踏まえ、早稲田大学會津八一記念博物館との共同企画展として、永青文庫の白隠コレクションから厳選した作品を両館で紹介します。また調査の過程で、會津八一記念博物館が所蔵する禅書画の多くが護立の蒐集品であったことが明らかとなり、同館では護立旧蔵の白隠作品をあわせて展示します。

2026年秋は、徒歩圏内にある2館で白隠ワールドを存分にご堪能ください。

Event Information

展覧会名
令和8年度秋季展 永青文庫・早稲田大学會津八一記念博物館共同企画
永青文庫の禅画PartⅠ 白隠ワールド(仮)
開催期間
2026年10月3日~11月29日
開館時間
10:00~16:30
(入館は16:00まで)
休館日
月曜日 (ただし10/12・11/23は開館し、10/13、11/24は休館)
入館料

一般:1000円、シニア(70歳以上):800円、大学・高校生:500円
※中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料

公式サイト
https://www.eiseibunko.com/
お問い合わせ

03-3941-0850

Venue Information