これから開催
縦と横
くらべてわかる表現の違い
日本画を鑑賞していると、様々な形の作品があることに気付きます。例えば、掛軸は本紙(絵や書が描かれた部分)の形が縦長のものや横長のものがあり、屛風や襖は横に広がる形です。真っ直ぐに伸びる植物、広大な風景など、画家たちは題材の見せ方によって縦長・横長の構図を選択し、時にはモチーフの不要な部分を大胆に切り取ることで、斬新な画面を生み出しています。縦と横、それぞれの構図を活かした作品からは、画家のおもしろい着眼点や表現力の高さがうかがえます。
本展では、横山大観や竹内栖鳳ら近代日本画の巨匠たちの作品の中から、主題を同じくした縦長と横長の作品を並べて展示します。構図によって異なる表現に注目しながら、日本画の奥深い世界をご覧ください。
Event Information
- 展覧会名
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縦と横
くらべてわかる表現の違い
- 開催期間
- 2026年12月1日~2027年2月28日
- 開館時間
- 09:00~17:00
- 休館日
- 年中無休
- 入館料
大人 2,500 円/大学生 2,000 円/高校生 1,000 円/小・中学生 500 円
◎本料金で本館特別展や日本庭園の他、魯山人館、新館で開催中の展覧会など、すべてご覧いただけます。
◎公立学校が休校日となる土曜日は、小中高生の入館料は無料です(要学生証提示)。
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