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焼絵 茶色の珍事

「焼絵」とは、熱した鉄筆(てっぴつ)や鏝(こて)などを紙や絹などに押し当て、絵や文字を表現した作品です。燃えやすい素材に火で絵が描けるとは信じがたいかもしれません。しかし、本展でご紹介する作品は、水墨画さながらに線描から点描、濃淡といった表現が巧みになされています。文献上では平安末~鎌倉時代頃に「焼絵」の記述が確認できますが、現存作例は江戸時代以降になります。焼絵が当時も稀な技法だったことは、江戸後期の歌文集に 「いといと珍らかにこそ(非常に珍しいことである)」 〔村田春海『琴後集』「焼絵記」〕の一文があることからも、うかがい知ることができます。
茶色を基調とした焼絵は、ぱっと見は華やかと言い難いものです。しかし、味わうほどに滋味深く、心焦がれるような魅力を秘めています。この春、板橋区立美術館で展開する茶色の珍事を、ぜひ目撃してください。

Event Information

展覧会名
焼絵 茶色の珍事
開催期間
2026年3月7日~4月12日
開館時間
09:30~17:00
(入館は16:30まで)
休館日
月曜日
入館料

一般900円、大学生600円、高校生以下無料

※65歳以上・障がい者割引あり(要証明書)

公式サイト
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/artmuseum/index.html
お問い合わせ

03-3979-3251

Venue Information

会場
板橋区立美術館
主催
板橋区立美術館、毎日新聞社
巡回情報

会場:中之島香雪美術館
会期:2026年4月28日~5月31日