終了

ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション 2022年初夏の常設展

色彩への招待

浜口陽三《突堤(黒板なし)》1965年頃

浜口陽三《17のさくらんぼ》1968年

浜口陽三《1/4のレモン》1976年

浜口陽三《緑のさくらんぼ》1981-89年

浜口陽三(1909-2000)は、20世紀を代表する銅版画家の1人です。1950年代にフランスにて“カラーメゾチント”という新しい銅版画の技法を編み出し、世界的に活躍しました。
浜口陽三の開拓した銅版画技法“カラーメゾチント”は、黄、赤、青、黒の4つの色から作られています。色ごとに版を彫り分け、4つの色版を紙に順に重ねて刷ることで作品が完成します。一見すると絵具で描いたように見えますが、画面全体が意図的に構成された色の重なりによって制作されています。版面に広がる点描のような凹みは、限りなく繊細です。その凹みによって、作品に無数の色と奥行きが生まれます。
本展では浜口陽三の銅版画を約50点展示します。複雑に重なり合って生まれた、豊かな色彩の世界をご堪能ください。

Event Information

展覧会名
ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション 2022年初夏の常設展
色彩への招待
開催期間
2022年5月14日~7月10日 終了しました
開館時間
11:00~17:00
( 土日祝 10:00 - / 最終入館 16:30 )
休館日
月曜日
入館料

大人600円、大学生・高校生400円、中学生以下無料

公式サイト
https://www.yamasa.com/musee/
お問い合わせ

03-3665-0251

Venue Information

会場
ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
主催
ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション