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世田谷文学館コレクション展

下北沢猫町散歩

小田急線と井の頭線が交差し、小劇場やライブハウスのメッカ、個性的な本や雑貨、古着の店が生まれ、カフェや飲食店がひしめきあう下北沢。2013年に小田急線の駅と線路が地下化され、街はその様相を大きく変えつつあります。変わらないのは、行き交う多くの若者たちと、迷路にも似たその街並みです。 東京近郊の農村から新興住宅地へ、そして演劇・音楽の町、若者の町へと下北沢がめまぐるしい変貌を遂げたこの百年の間に、多くの作家が出逢った風景をそれぞれの作品に書き留めました。武蔵野の原野で教え子たちと遊んだ坂口安吾、自宅周辺を散歩するうち幻影の町「猫町」に出くわす萩原朔太郎、自宅を新築したのもつかのま、パートナーと別れてしまう宇野千代、古びたアパートの一室を豪奢な宮殿に見立てた森茉莉、さらには近年の吉本ばななや又吉直樹らの作品までをとりあげ、〈まち〉に地層のように積み重なり、刻まれてきた人びとの記憶を、世田谷文学館のコレクションとともにたどります。

本展は下北沢で晩年の10年間を暮した詩人・萩原朔太郎の没後80年を記念する企画展「月に吠えよ、萩原朔太郎展」(10月1日~2月5日)の関連企画として開催します。

混雑時入場制限あり。最新情報は公式サイトまたは公式SNSをご確認ください。

Event Information

展覧会名
世田谷文学館コレクション展
下北沢猫町散歩
開催期間
2022年10月1日~2023年3月31日 終了しました
開館時間
10:00~18:00
※展覧会入場、ミュージアムショップの営業は17:30まで
休館日
月曜日 ※祝日の際は開館し翌平日に休館
※年末年始(12月29日~1月3日)
※館内整備期間(2月21日~28日)
入館料

一般200円、大学・高校生150円、65歳以上、小・中学生100円、障害者手帳をお持ちの方(ただし大学生以下は無料)10円

公式サイト
https://www.setabun.or.jp/
お問い合わせ

03-5374-9111

Venue Information

会場
世田谷文学館 1階展示室
主催
公益財団法人せたがや文化財団 世田谷文学館