これから開催
FIGURE
Shinyoung / FRAGILE
「figure」という言葉は、形、姿、像、人物像といった意味を持つ。 語源は、fingere ─こねる、形づくる、作り出す─という行為にある。 そして同じ語源は、想像によって構成されたものを指す fiction にもつながっている。 二人の作家は、ともに生命を帯びたモチーフを扱いながら、それぞれ異なる存在を 画面のなかに形づくっている。 そこに現れるのは、観察された生物の姿だけではなく、記憶や思想、物語性などが 重なり合うことで生まれるフィギュアである。
-Artist Statement-
Shinyoung
私にとって描くことは、言葉にならない想いや、心の内に留まり続けるものを見つめる、ごく自然なことでした。それは幼い頃から変わらぬものでしたが、描き続けるうちに「小さな生きものたち」が作品の中に現れるようになりました。それぞれがそれぞれの思いや記憶を抱えながら、私自身の感覚と結びつき、息をしています。絵画と陶、「ふたつ」の表現を行き来しながら制作することで、それぞれの作品が少しずつ混じり合い「ひとつ」の世界が形になっていきます。それは私自身の経験から生まれたものですが、観る人それぞれの記憶や感覚と重なって、その人の大切な物語や風景へ、つながっていけば嬉しく思います。今回の展示では、そんなひとつの世界にふと立ち止まり、自分の心に残っている感覚や記憶に静かに目を向ける小さなきっかけになれば嬉しいです。
FRAGILE
「こわれやすいいきもの」をテーマに、平面と立体作品を制作している。平面作品では、誰もが経験するにもかかわらず、その実態を知ることのできない「死」を主題とする。存在したことは確かでありながら誰もその姿を知らない「恐竜」や、多くの生き物に共通する「骨」をモチーフに、生命の存在と不在、その曖昧な境界を描く。立体作品では、生命が失われた後も残る「痕跡」として骨や言葉をモチーフに、それらを日常の中で消費される器やオブジェへと重ね合わせる。異なる媒体を通して見つめているのは、生命の儚さだけではない。消費し消費されながら生きる葛藤と、それでもなお自分を奮い立たせる言葉や、存在の痕跡のあり方を問い続けている。
Event Information
- 展覧会名
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FIGURE
Shinyoung / FRAGILE
- 開催期間
- 2026年7月31日~8月23日
- 開館時間
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12:00~18:00
*7月31日(金)20:00まで開廊時間を延長しています
*8月23日(日)は16:00まで
- 休館日
- 月曜日、火曜日
- 入館料
無料
- 公式サイト
- https://k-art-tokyo.com/
- お問い合わせ