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2024年11月1日
特別展「古代メキシコ ―マヤ、アステカ、テオティワカン」/東京国立博物館
古代メキシコの代表的な3つの文明「マヤ」「アステカ」「テオティワカン」に焦点をあてた展覧会が、東京国立博物館で6月16日より開幕します。
メキシコをテーマにした展覧会を東京国立博物館で開催するのは、なんと1955年ぶりなのだそう!
古代メキシコ文明の奥深さと魅力を、メキシコ国内の主要博物館から厳選した約140件で紹介します。
メキシコの古代都市は、前15世紀から後16世のスペイン侵攻までの3000年以上にわたり文明を築きました。
「マヤ」「アステカ」「テオティワカン」はそれぞれ異なる特徴を持つ文明ですが、共通するのは神や自然への祈りや、独自の世界観と造形美です。
チャクモール像
マヤ文明、900~1100年 チチェン・イツァ、ツォンパントリ出土 ユカタン地方人類学博物館 カントン宮殿蔵
左:死のディスク石彫 テオティワカン文明、300~550年 テオティワカン、太陽のピラミッド、太陽の広場出土 メキシコ国立人類学博物館蔵
右:鷲の戦士像 アステカ文明、1469~86年 テンプロ・マヨール、鷲の家出土 テンプロ・マヨール博物館蔵
本展ではモニュメントや副葬品、映像などから古代メキシコの魅力を徹底紹介します。
古代メキシコの中でも、マヤ文明は一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
マヤ文明は、前1200年ごろから広大な範囲で栄え、暦や文字などの高度な知識を有しました。
このマヤ文明の代表的な都市国家パレンケの黄金時代を築いたパカル王の妃の墓からの出土品が初来日!
赤の女王のマスク・冠・首飾り マヤ文明、7世紀後半 パレンケ、13号神殿出土 アルベルト・ルス・ルイリエ パレンケ遺跡博物館蔵
この妃、赤い辰砂に覆われた状態で発見されたことから「赤の女王(レイナ・ロハ)」と呼ばれています。
メキシコ国内とアメリカ以外では初公開ということで、とても貴重な機会となっています。
その他、パカル王の息子、孫、ひ孫に関連する史料もあわせて展示し、200年にわたる王朝一族の歴史に迫ります。
碑文の神殿(パカル王墓)と13号神殿(赤の女王墓)
メキシコには35もの世界遺産がありますが、そのなかでも人気なのが古代都市の遺跡群です。
本展では、パレンケのパカル王と王妃の墓、アステカの大神殿、テオティワカンの三大ピラミッドなどを再現展示!
太陽のピラミッド
臨場感あふれる空間が今から楽しみですね。
本展では、考古と民俗資料を多く所蔵するメキシコ国立人類学博士や、アルベルト・ルイリエ・パレンケ遺跡博物館、テンプロ・マヨール博物館、テオティワカン考古学ゾーンなど、メキシコ国内の主要博物館から厳選された至宝がズラリと並びます。
嵐の神の壁画 テオティワカン文明、350~550年 テオティワカン、サクアラ出土 メキシコ国立人類学博物館蔵
また、近年の発掘調査の成果もあわせて紹介することで、より古代メキシコ文明への理解が深まりますよ。
テンプロ・マヨール
本展は6月16日から東京国立博物館にて開催されます。
夏休み中も鑑賞できますので、ファミリーでのお出かけにもピッタリです。
グッズなども鋭意制作中とのことで、今から期待大ですね!
なお、東京での展示の後は、10月3日から九州国立博物館、2024年2月6日から国立国際博物館へと巡回します。
スフマート編集部でも続報をお届けしますのでお楽しみに!