塩田千春の作品から他者との「つながり」を考える。圧巻のインスタレーションに注目
2024年10月3日
わたしのからだは心になる?展/SusHi Tech Square
2023年8月30日に、有楽町駅にメディアーアートとテクノロジーの体感拠点「SusHi Tech Square」1階フロアがオープンします。
SusHi Tech Square 外観
SusHi Tech Squareは、東京都で推進する「持続可能な新しい価値」を生み出す「Sustainable High City Tech Tokyo=SusHi Tech Tokyo」の取り組みの一環として開設されました。
同館では、メディアアートの展示を通して、東京の多彩な文化や魅力をデジタル・テクノロジーによって体験し、楽しめる施設となっています。
オープニングとなる第1期展覧会として「わたしのからだは心になる?」展を開催。
本展では、8組のクリエイターによる作品を「機械と身体」「バーチャルな身体」「社会のなかの身体」「環境と身体」の4つのゾーンに分けて展示します。
テクノロジーの進展とともに、私たちの身体感覚がどのように変化してきたかについて辿ることで、現代における「身体」の在り方について考えます。
神楽岡久美《美的身体のメタモルフォーゼ》
会場中央には、思考の遊び場「プレイグラウンド」を設置。鑑賞中のちょっとした休憩や、作品に対する意見交換などできるスペースです。
鑑賞者が自由に使える空間である「プレイグラウンド」では、今後多彩なイベントも開催が予定されています。
また、本展の展示を分かりやすくまとめた「鑑賞ガイド」も配布。こちらは、ジュニアガイドもあります。
アートとテクノロジーを駆使して、現代における「身体」について考える本展。
今後も「SusHi Tech Square」では、メディアアートの展示のほか、「TOKYO FORWARD TOKYO2020レガシー展」、都市の豊かな自然や生き物と行った東京の多彩な文化や魅力を紹介する「東京自然いきもの展」など、デジタル・テクノロジーによって広く紹介します。
第2期の展示は、2023年12月頃を予定とのこと。次回以降の展示もお楽しみに!